自社の店舗展開、サービス展開を考えるとき、直営主体で行くか、フランチャイズ主体で行くかは経営の大きな分かれ道になるでしょう。主体で行くというよりも、フランチャイズ展開を考えるか、考えないかの時点でもそこには大きな経営判断が求められます。
日本マクドナルドが、フランチャイズ化に大きく舵を切りはじめて5年。その作業がいよいよ終盤に近づきつつあるようです。
2012/9/1日経電子版に、「マクドナルドがFC出店加速 比率、年内7割に外部有力企業取り込む」と出ていました。このFC比率7割というのは過去のブログでもご紹介していますが、いよいよそれがあと数ヶ月で実現するということになります。3000店舗以上を有する企業にあって、そのFC比率を変更するというのは並大抵のことではないだろうと想像します。しかし、それを予定通り、確実にやってきているところに同社の力強さを感じます。
これで、報道にもあるとおり確実に同社の利益率は上がっていくのでしょうが、どうして、直営対FCの比率が3対7なのか、2対8ではダメなのか同社CEOである原田泳幸氏に直接お尋ねしてみたいものです。
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