2025年3月– date –
-
ミモザの詩。
こんにちは。私は京都府立植物園に根を張るギンヨウアカシア、ミモザの精です。 今日は3月8日、国際女性デー。 例年なら私の枝先には、ふわふわとした鮮やかな黄色い花が咲き誇る頃。 ところが今年は気候が不安定だったせいか、まだ小さなつぼみのままで、... -
私の名は安倍晴明。
あはれ、我が名は安倍晴明なり。都の人々は我をして陰陽師(おんみょうじ)と呼び、さる名にて知らるることとなりぬ。我が役目は、星の運行を読み、天地の理を解し、吉凶禍福を占ひ、人々の安寧を護ることにありき。かの御代、都には陰陽寮と呼ばるる役所... -
維新はまだ終わっちょらん──小五郎と玄瑞が語る、商いの新時代
おんしら、よう聞いちょけ。わしぁ、長州の桂小五郎じゃ。世が変わって「木戸孝允」ち名をもろうたが、幕末には逃げの小五郎なんぞと言われとったもんじゃ。 じゃがな、逃げちょったんは、戦のためじゃ。勝つためには、戦場で剣振り回すだけが能じゃない。... -
保護中: 記事ピック振り返り2025/03/01Sat-03/07Fri
この記事はパスワードで保護されています -
そう言えば今日は3月5日、サンゴの日だ。
-
誰かの支えが、自分の支えになる
京都のとある神社を訪れた。雨がしっとりと地面を濡らし、境内は静かな空気に包まれている。鳥居をくぐると、苔むした大きな岩が目に入った。しめ縄が巻かれたその石は、長い年月を経て、小さな石が結びつき、大きな塊となった「さざれ石」だという。 その...
1