
BSでイギリス王室のバトラーって番組やってました。
執事のことらしい。
長めの番組だったけど、その中で面白いな、いかにもイギリスだなって思ったシーンがありました。そのバトラーの面接のシーン。
ベテランの女性バトラー(執事といっても男性とは限らないようです)の話し。面接場所の暖炉の近くにわざと死んだハエを置いておいてそこの部
ほとんどの人がまずハエに気付かない。
そして気付いてもそのままで、何となくそれを気にしながら面接官の質問に答えるだけ。ハエに言及することはないし、ましてやそれをつまんで外に出す人はいない。
だけど、この面接はハエをつまんで外に出した人が合格なんです。
きついですよね。そして、なんかイギリスですね。こんな執事に囲まれていたら故ダイアナ妃も辛かったろうなと思います。キャサリンは大丈夫なのか、メーガンはとか心配するけど、それが英国王室の伝統なんだろうな。
さて、この面接は人の何を見ているんだろう。
一つは、気づけるかどうか。異物、異変に気づけるかどうか、これは執事としてマストでしょう。
次に、それをつまみ出せるか。目の前の面接官の質問をさえぎってもそれができるかは、執事として主人に気兼ねすることなく危険なものを危険として排除できるか、勇気をもってことに当たれるかというところで、一段高度だけど執事として求められる行動ですね。
何も執事に関わらず、仕事のできる人たちを見抜くにはいかにもという面接だと感心しました。
そして、僕はこれ見てて僕だったらハエに気付くし、気付いてつま
だけど、僕は決して面接には受からないだろうなってそう思った。
株式会社Dai 代表取締役 木脇和政