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三智に学ぶ

ニューヨークのメトロポリタン美術館収蔵の「PixCell-Deer#24」
「PixCell-Deer#24」は名和晃平をもっとも代表する作品の一つだろう。
多くのメディアに取り上げられ今はニューヨークのメトロポリタン美術館収蔵となっている。
鹿は私たちの国日本でも古都奈良では神の使いとして特別な対象となっているが、ガラス玉で覆われたそれは、見るものの思いを一層そこに惹きつける。こちらの方もじっと見つめたっきりなかなか動いてくれなかったので肩越しの撮影となったけど、向こうから人影も近づき、なんだか良い感じのフレームになった。

ブログタイトル”三智に学ぶ”に変更

”ワーキン、シンキン、サイクリン。木脇和政-代表者ブログ”が今までのブログタイトルでした。

人生ってのはなんとなくこの三つで成り立ってるんじゃないかって思ったのでそれをそのままブログタイトルにしていました。
Working-仕事をして、Thinking-考えて、Cycling-旅をして。
逆から言うと旅をして考え、仕事をして考えて、考えて仕事をしてとこれらがグルグル回ってるんですね、自分の中では。

しかし、どうも分かりにくい。
語尾がーキン、ーキン、ーリンと韻を踏んでるのが気に入ってるだけかなと思わないでもありませんでした。

そんな時、本棚にあった出口治明さんの何冊かの本に目がいきました。
出口さん=三智です。

もう5年以上前かな、或る社員が出口さんのセミナーに行って来たみたいで、帰ってきてから会社内で彼のことを熱く語ったときがありました。

人生を豊かにするには、教養を身に付けるには、“三智があるんだよ”という出口さんのことばがすごく印象に残ったと語っていました。
三智とはすなわち、「人・本・旅」この三つから得られる智のことであり、様々な人に会い、本を読み、いろいろな場所に行くことからえられる智、智というのはそういったところから得られんだだから三智なんだそうです。
そして、この言葉は元々は作家島崎藤村のことばらしいです。

藤村の著したものに「人の世には三智がある。学んで得る智、人と交わって得る智、自らの体験によって得る智がそれである」という一文があるそうです。

出口さんは、その藤村のことばをもじってというか自分の人生観に合わせて、「学び・人・体験」という藤村の三智を「人・本・旅」とかえたということを彼が熱心にホワイトボードに書きだしたので、それを見てとても感心していたのを思い出します。確かに言われてみるとそうなんです。この三つから多くのことを自分も学んできたなーなどと、出口さんの本を手に取りながら想いに耽っていると……。

あれ、僕のブログタイトルって、もしかして三智なんじゃない?
いや、絶対そうだよな、“Working-仕事をして、Thinking-考えて、Cycling-旅をして”これって正に三智じゃないか。

決まり。

僕も、出口さんが藤村の三智を自分なりの三智に変えていったように自分もそうしようと思ったのでした。

そして、ちょうどそう思ったときに、出口さんが病気療養に入られるとのニュースが入ってきました。

いやー、いかにも出口会長らしいですね、病気は大変だけれども8月には復帰しますとちゃんと期限を明記しながら発表される。学長という責任ある立場にあるのだから自らの病気もちゃんと公表される、さすがです。三智を実践されてます。