わか者よそ者ばか者。

たばこは販売いたしません!
この言い切りが心地良い。
当たり前のことなのに商売となると客に媚びた表現が目につくので新鮮だ。

革命やのような、世の中に大変革を起こす者は、多くの場合、”若くて、地方出身者で、あまり賢明とは言えない者たち”だ。

いわゆる、「わか者よそ者ばか者」この三条件を満たしたものが社会を変えていく。理由は言うまでもないだろう。

三者に共通しているのは、今の常識や価値観を理解していないか理解できない者であるということだ。

若者は大人の社会やルールをまだ知らない。会社にあっては年少者ということになるだろう。
よそ者とはいわゆる外からの者のことであり、いわゆるその地域のマナーを知らない、会社にあっては新入社員や他社から転職してきた者たちのことだ。
ばか者は、好意的に解釈すれば常識にとらわれない行動をとる者と言えるだろうが、常識を疑う者とも言える。会社にあっては時に周りから顰蹙(ひんしゅく)をかってしまうような人間だろう。

こういった者たちでなければ世の中を変えていくことはできない、難しい。
一瞬のきらめきが彼らには存在するのだ。実に一瞬なのだ。

歳をとればエネルギーは失せ、もうよそ者はその場に馴染んでよそ者ではなくなり、いつの頃からか常識をわきまえた人園になっていき、気がつけば守らなければならないものが体中に張り付き身動きも取れなくなり革命などは他人事になってしまい、いつの間にか現状を守る側に立っている。

都会に出てきた若者は、全て田舎者であり若者だったはずだがそもそも馬鹿者はほとんどいない。

そのバカになれなかった者も10年もすると若者度はなくなる、その時彼らはどうなるのか。

もう若者ではない、よそ者でもない、そしてバカになることもできなかった分別をわきまえたかのような彼らはどこに行くんだろう。

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