新アンダーハンドパス リオで結実

金次郎の足は必ず半歩前に行っているのだとか。確かにそうだよな。これはJR掛川駅前にある二宮金次郎の足元。歩いてるから当然じゃんといわれそうだけど、本読みながらだしね、今だったら歩きスマホだよね。読みながら考えながら前に進む。これリレーじゃないのかな。次の人にバトン渡してるんじゃないかな。

400m男子。銀メダル。

それを実現したのが、日本チームが独自に開発した新・アンダーハンドパス。

ブログ書くの忘れてたら、もう書いていないのが日常化してしまい、ますます離れていたのだけど、この銀を見て思い出した。

俺、このアンダーハンドパスを初めて目にしたときに、確かブログに投稿したよなと。

ありました。

もう、5年も前だったんだ。この頃はまだ桐生選手は高校生ではないか、ケンブリッジ選手にいたっては誰もその名を知らなかったのでは。

その間も、日本チームはそのバトンパスに磨きをかけていた。

ファイナリストが一人もいない、9秒台が一人もいない日本チームがリレーでは米国を抑えて二位、銀メダル。

この統率された組織力、個は弱くとも集団になると強いというのは、良い面もあれば、悪い面もあるだろうが、とても日本的。

コンマ、コンマ数秒のバトン技術に磨きを掛けるのは、コンマ、コンマ数ミリの誤差に気を配るもの作りニッポンの技術にも通じる。

ニッポンやなー。

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Comment

コメント一覧 (1件)

  • > この統率された組織力……。
    と、その時には書いたけれど読み返してみると決してそうじゃないな。
    統率されていたら結局10.0+10.0+10.0+10.0で9秒台の選手を集めたチームには勝てない。
    むしろ、個々が自由だったんじゃないだろうか。
    そういうと自由ってなんだろうって定義になってくるけれど、令和的というか、
    つまり、Beautiful harmonyなんじゃないかって思う。
    美しいハーモニーは個々の心が自由でなければ決して奏ですることはできないんじゃないかって思うんだ。
    今、僕たちはテレワークを始めて間もなく一年が経とうとしている。
    直接会ったり話したりは難しいけれど、金メダルを目指してる。
    “Beautiful harmony”の大切さを感じている。

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