あなたは何のために働きますか?と問われて一昔前であれば生きるためと答えた人が大半なのではないかと思います。
しかし今はどうでしょう。
今ももちろん生きるために働いてる人は数多くいらっしゃると思います、生きるために必死で働いていらっしゃる方がいらっしゃる事はわかっているつもりです。
しかし、正面切ってこのように問うた場合、多くの人が自分が生きるためというよりも家族を豊かにしたいからとか、社会を豊かにしたいからとか、未来の自分への投資とかとお答えになるように思うんです。
それをひっくるめて言うならば、“生きるために働くというよりも、よりよく生きるため”に人々は働いてるんじゃないでしょうか。
そうであるにも関わらず、先に挙げた生理休暇が法定休暇的となっているように、今労働者を守っている労働基準法は、生きるための法律になってるようです。
だけど、今、私たちが必要なのは生きるための法律ではなく、よりよく生きるための法律ではないでしょうか。
そこに大きな乖離が生じてしまっていて働きにくさを生んでいるのが今の労働環境なんだろうなって思ったりします。
Comment