光よりも速い物質ニュートリノってのが話題だと思います。
実際、記事の扱いはそうでもなかった。だけど、自分の中では遂に来たか!という感じです。
物理学では当たり前のアインシュタインの理論では光よりも速く移動する物体は存在しません。特殊相対性理論?かな。
だけど、観測されてしまったのです。しかも権威ある方々の研究です。名古屋大の先生たちが、通称CERN(欧州合同原子核研究所)の加速器で人工的につくったニュートリノを、数百キロ離れたイタリア中部の検出器に向けて発射し、それを観測したら光速よりも早かったと。はじめてその事実を知った研究者は驚いたでしょうね。そんな馬鹿な、でしょう。我が目を疑い、実験そのもを疑ったようですね。
半年間検証して、それでも結論は覆らなかったので発表したのだとか。半年間ですよ、半年間。民間企業には耐えられない気の遠くなるような時間です。
で、発表されてしまったこの結果どうなるかというと、先の特殊相対性理論によると光速に達した瞬間に時間は止まってしまうので、それよりも速く移動している物体は時間を遡っていることになるんですね。つまりタイムトラベルを
していると。これが理論上可能になってしまう!
とんでもないニュースなんだけど、この記事があまり広がらないのは、やっぱどこかで怪しいと思われてるんでしょうね。
先日、と言ってももう大分前になるのかな、亡くなった加藤和彦の曲に「タイムマシンにお願い」ってのがありますね。亡くなる前は木村カエラをボーカリストに迎えて、三代目MICAバンド作ったりして、カッコ良かったなー、トノバン
遠い昔に廻せばー
ジュラ紀の世界が広がりー
はるかな化石の時代よ
アンモナイトはお昼寝
なんて歌詞が続きますが、そこまで遡らなくても、ほんのちょっとの過去で良いから戻りたいものです。
そして、立ち止まって悩んでいる自分に声をかけてあげたい。勇気を出して前へ進め、そっちはダメだ、それ以上はダメだ、こっちだよなんてね。
あー、あの日にかえりたい。
でも、本当はいつも未来の自分は常に寄り添ってくれてたのかもしれない。今も、見えない彼はそこにいるのかも。人は、いつでも未来の自分に手を引かれているのかも知れません。
そうじゃないかな、素粒子ニュートリノ君。
君は光より早く飛んで何を見てきたんだろうね。
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