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企業における正当性、公平性、フェアーであるということ。

きっと誰かがどこかで君のこといつも見てくれているよ。

”あなたは会社に何を求めますか”というアンケート調査を日本で行うと、

1.良好な人間関係
2.賃金
3.公平な待遇
4.…
5.…

大体こんな感じ、となるそうです。

これが、海外だと、皆さん容易に想像できますよね。全く違います。

”賃金”こそが第一位。良好な人間関係や公平な待遇などはかなり下位に位置します。このことから言えるのは、日本人の社会はかなり人間関係を重視する社会であろうということです。

そんなん、言わんでも分かってるという声が聞こえてきそうです…。

そのため、大学の就活部などでは、学生のコミュニケーション能力を上げ、就職率を上げようとするし、学生自身も自分は、”コミュニケーション能力に自信があります。”なんてことを真顔で話したりします。僕は、それを言ったり、履歴書に書いたりしている時点でコミュニケーション能力ないんじゃないかと思ってしまうのだけど、ま、それは置いておきましょう。

そして、社員全員が正当に評価され待遇されることを日本人の大半は望むわけですが、これはどだい不可能なことは誰でも分かることだし、もしもこれを本気でやってしまったら、公平性を保つための膨大なコストで企業はその競争力を失ってしまうでしょう。もちろん、公平であることは重要な価値であるので、それはあった方が良いでしょう、否定するものではありません。

ただ、公平性というのは、うちに向かうべきではなく、外に向かって行くべきものだと思うのです。

例えば、会社をサッカーのチームに例えると、監督は社長、コーチは役員でしょうか。”勝つ”、”優勝する”という一点にだけ集中しチームを作っていきます。ここで公平性などないはずなんです。監督やコーチの主観、感性でチーム作りは行われます。もちろんフロントとの予算折衝などはあるでしょうが、主には主観でしょう。

一方、彼らがフィールドに立って試合を始めたら、そこは絶対的な公平性の元に進められます。アンフェアーな行為はペナルティ対象となります。何万という観衆がフェアーな試合を注目していますから、それに対しては監督もコーチも何もできません。

これが、どうも混同されているような気がします。