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リカレント。学びはいつでも、仕事はいつまでも。

60歳を目前にして起業、ライフネット生命を大きく成長させたので還暦起業家というのは以前のプロフィール。そして今、立命館アジア太平洋大学(APU)学長の出口治明氏。起業家にして知の巨人は多くのジャンルに多くのファンを持つ。私もその一人。

私たちの会社には、添付記事の出口治明さん大好きという社員がいます。入社後しばらく経って何かの社内発表があり、その時に出口さんが説かれた”三智”について彼から説明がありました。
もともとは、「破戒」とか「夜明け前」 とかの作者である明治の文豪島崎藤村の言葉らしいです。

「人の世には三智がある。学んで得る智、人と交わって得る智、自らの体験によって得る智がそれである」と書き記しています。

これを出口さんは少し現代風というか出口風にアレンジされてわかりやすく、

「本を読んで得る智、人に会って得る智、旅をして得る智」とされました。人が成長するにはこの3つの体験を通して智を得るしかないと看破されたわけです。

その言葉に出会った社員、彼はまぁ本を読みます、まぁ人に会います、まぁ旅をします。
そして驚くほど成長していますね。

そしてそんな彼に刺激を受けた私は、出口さんの記事があるとつい見入ってしまいます。

今朝の日経朝刊はまさにそうでした。
出口さんがいち早く主張されていた9月入学はどうやら来年以降に持ち越しとなりましたが、相変わらずご指摘が適切ですし、何より前向きだし、出口さんを学長にいただいたAPU(立命館アジア太平洋大学)の学生さんも幸せなことと思います。

気になったところだけを赤線ひかせていただきました。

私たちの会社ではもう丸3ヶ月全社員在宅勤務が続いていますのでここに注目させていただきましたし、注目がいったのもごくごく自然ですね。

馴染みの店には申し訳ないなと思いながらも、在宅で確かに飲みニケーションは減りました。
一般的に飲みニケーションは女性には辛いだろうし、家庭を持っている女性社員などにとってはハンデでしかありません。それで会社の待遇が良くなったり悪くなったりするのはしゃくにさわりますよね。しかし今はもう在宅勤務。男女に格差が生まれにくく、アルコールが得意不得意なんてのもハンデではなくなっていくでしょう。

ITリテラシーには男女の差がないばかりか、どちらかというとキーボードに向かいモニター越しにやり取りする姿は女性の方が向いてる感じがしないでもないです。私はそうですがキーボードに長時間向かってるのは苦手、飲み屋で客と話をしている方がなんか充実するなぁって感じてしまう典型的なコロナ前世代。

“リカレント”については、たまたまですが当社にはこのコロナの影響で海外の大学院への留学を諦めざるをえなかった方が入社されました。
ー 現在欧米各国の大学では海外からの留学受け入れを停止しているようです。
とても優秀な方なので、そんな方が当社に入社してくれることはうれしく、ありがたいことでした。しかし彼女の心中を察するとありあまるものがあります。そこで、私が彼女の慰めに使わせていただいたのがこのリカレントという言葉でした。
大学は一旦社会に出てから社会勉強を経た後に考えてみるのも一つだよと。いったん社会に出てからそれでも大学で学びたいって思ったら、その時こそ本当の学びを得ることができるし、大学で何を学びたいかもわかってくるだろう。だから今は諦めたという気持ちがあるかもしれないけども、これをチャンスとして捉えてほしい、その時には会社はできるだけ後押しさせてもらえますよと。
これは私の本心です。

そして締めの出口さんの言葉です。
前回の投稿にも書きましたが、今は辛いですけどもこの新型コロナは、私たちの人間性を試してくれているようです。今後世界は自己中心的な自国第一主義に向かうのか、それともジャック・アタリの説く利他主義に根差した世界に向かうのか、ここが試されているように思います。

そして、私は試されながらもより力強く利他主義の方へ向かうのではないかと思っています。
出口学長のおっしゃるようにより良いものに進化するに違いません。