セレンディピティ(serendipity)が生まれたとき。

昨日、一昨日と東京ビッグサイトで開催された展示会に出展してました。
内容がいつものようにに特化したものではなく、少し不安を抱えた中での初日、二日目だったようですが、予測通りというか来場者も少なめだったということもあり、期待したほどのものではなかったようです。

しかし、準備チームからの話では確度が低いことは承知しての決定だったので、まぁこんなものかなと。
それよりも、展示会への出展は偶然の出会いのようなものを目指していたりするので、そういう意味では意味があったと。
たとえば、自分たちが出展しているホールとは別のところで開催されていた”建材フェアー”の来場者がながれてきたりしたけど、かれらが私たちのブースに立ちどまってこんなサービス、プロダクトがあるんですかと興味を示してくれたりと思わぬ効果があったんですよと。
まさに、先日のアサカイで話題になったではないでしょうかと。

セレンディピティ(英語: serendipity)とても発音しづらい単語だけど、それもそのはず18世紀中ごろの英国であらたに作られた単語だとか。
きっかけは、ある物語からヒントを得た政治家であり小説家だった人物がその内容を一言で言い表したいと思って作った造語らしいです。
「偶然性とそこから得られる知見や成果」それがセレンディピティ。
この事象を何とか一つの単語で表現したい、その結果生まれたのがセレンディピティという単語。

この人物が単なる政治家だったり、小説家であったら新たな単語を作り出すところまではいかなかったのではと想像します。
政治家だから、「偶然性とそこから得られる知見や成果」に意味を見出した、小説家だからことばに敏感であった。そういうことなんだと思います。 いくつかの才能を併せ持ってないと歴史には残らないんでしょうね。

さてさて私たちの会社のメンバー、展示会ではどんなSerendipityがあったんでしょうか。彼らは政治家や作家ではないけども、いくつものタレント(才能と個性)をもった人たちです。きっとそのセレンディピティーを大切にして新しい何かを作り出してくれるものだと思います。

今日が人生ではじめての展示会参加という新人の方の感想を、彼女のから紹介させてもらいます.
「自分が楽しもうと思って動いたら笑顔で立ち止まってくれた。でも来場者が展示会が終わって、さて資料を読み返したときに、その人がが一番良かったと思うような説明ができたかは自信がなくて、次回気をつけるべきポイントとして覚えておきたいです。」

そう、 誰からのアスかわからないけど、自分が楽しむことが一番ですね。そんなとき、セレンディピティも 生まれるんじゃないでしょうか。

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