世界を見せたいから / To see the world

こちらのえぇ感じのは今回の名古屋の一つ前、丹波GMでの一コマだけど、
「世界を見せたいから」って言ってくれた**ちゃんに見えていた世界ってきっとこんなんだよね。

世界を見せたいから。

中学1年生の女の子が私たちの会計勉強会でそう答えてくれました。

私たちの会社では完全テレワークでやっていますが年に4回だけ日本のどこかでメンバー全員集まって1泊2日のイベントをやります。

年末はも兼ねているのでメンバーのご家族もご招待します。

と呼んでますが、そこでは会計勉強会もやるんですけど家族の方も出席されます。

私が勉強会をやっている会議室に入ってみるとみんな着席していて勉強会用のプロジェクターが用意されていてました。

そしてそのためでしょうかブラが全部下ろされていて日中だというのに部屋には蛍光灯が灯されていました。

Because I wanted them to see the world.

A first-year junior high school girl gave this answer during our accounting study session.

Our company operates fully remotely, but four times a year, we gather all members somewhere in Japan for a two-day, one-night event.

At the end of the year, the event doubles as Bōnenkai (a Japanese year-end party), and we also invite members’ families.

We call it the General Meeting, where we hold accounting study sessions that family members also attend.

When I entered the meeting room where the study meeting was held, everyone was seated, and the projector was already set up for the presentation.

Perhaps for this reason, all the blinds were drawn, and despite it being daytime, the room was lit with fluorescent lights.

勉強会は既に始まろうとしていたので少し気が引けたのですが。

私はなぜブラインドおろしてるのこんなにいい天気なのに、プロジェクターが見づらいんだったらその時にブラインド下げればいいんじゃないの、まだ早いよね開けようよと話しました。

皆さんはなんや面倒やなぁ、どうせすぐにブラインド下げなあかんのにという感じでわからないままにブラインド上げ始めてくれました。

勉強会は順調に進み、終わり際になって私は改めて、皆さんどうして僕は会議の冒頭にブラインド上げようよって言ったかわかると聞いてみました。

皆さんは口々に合理的な理由をおっしゃいます。実際まだプロジェクターは必要なかったからじゃないですかと。

違うんだそうじゃないんだと思いながら、その時不意にこの中学生の女の子に聞いたらどう答えるんだろうと思い、なー君はどう思うって聞いたら、彼女はいとも簡単に冒頭のセリフ「世界を見てもらいたかったからじゃないですか」と。

そう、そうなんだよね感動しました。そうなんだよね。

そしてその世界というのは自分たち一人ひとりの心の窓なんだよねと私。

会計という大切な勉強会をやるのに最初から心を閉じていてどうするんだと。

長いことGeneral Meetingやってきましたが、今回は年末にすごいことが待っていました。

皆さま、今年1年お世話になりました。良いお年をお迎えくださいませ。

Since the session was already about to begin, I felt a bit hesitant.

I asked, “Why are the blinds down? It’s such a nice day. If the projector is hard to see, we can lower the blinds then. Isn’t it too early? Let’s open them.”

Everyone seemed a bit reluctant, thinking, “What a hassle, we’ll have to lower them soon anyway,” but they began raising the blinds nonetheless.

The study session proceeded smoothly, and as it was coming to a close, I asked again, “Does anyone know why I suggested raising the blinds at the beginning of the meeting?”

People offered logical reasons, saying, “Wasn’t it because we didn’t need the projector yet?”

That wasn’t it. Not quite. Then I thought, “What would the junior high school girl say?” So I asked her, “What do you think?”

She responded, “Wasn’t it because you wanted us to see the world?”

Exactly. That was it. I was deeply moved. That’s exactly it.

I added, “And that world is the window to each of our hearts.”

“How can we start an important study session on accounting with our hearts already closed?”

We’ve held many General Meetings over the years, but this year’s end brought something truly special.

Thank you all for your support this year. Wishing you a wonderful New Year.

さて、このブログから日英両国語で始めたいかなと投稿したいかなと思います。

私たちの会社も外国籍の方が多くなってきて多様性を目指した結果なのでそれは良いことなんですけど、やはりそうなってくると私たちも最低でも英語は勉強しなければいけないと思うのです。

私も例外であってはいけない。
英語、決して得意とは言えない好きだけど、勉強ができたわけでもないけどやらなきゃいけないと思います。

幸いなことに最近はのおかげで翻訳も楽になりました。
これも続くかどうかなぁとは思いますが、やはり多様性を目指そうとするとやんなきゃいけない。

From this blog, I’d like to start posting in both Japanese and English.

Our company has been growing more diverse, with an increasing number of employees from different nationalities. This is a positive step toward diversity, but it also means we all need to study English, at the very least.

I’m no exception.
I can’t say I’m good at English—I like it, but I’ve never been great at studying it. Still, I feel it’s something I must do.

Fortunately, thanks to AI, translation has become much easier recently. I’m not sure how long I can keep this up, but if we’re striving for diversity, then this is something we have to do.

完全テレワーク:本当はテレワークやリモートワークなんていう出社があるかないかだけをとらえた言葉ではなく自分たちの言葉であるをやっていると言いたいところですがいかんせん、知名度がまだまだなさすぎます。無難なところで、”Our company operates fully remotely”でっすね。

忘年会:最初はチャッピーもa Japanese year-end partyと訳したんですが、それは違うだろうと、単なる年末のパーティじゃーない。なぜなら忘年会は年を忘れると書くでしょそこには意味がある。一年間嫌なこともあった辛いこともあった、そんなん全部忘れてまおリセットや。そして、今年も無事に一緒に働けたよね、支えてくれたことに感謝やわって気持ちを形にしたんが忘年会や、そやから無理に訳すのはおかしいよと言ったらそれもそやなと納得してくれました。

General Meeting:以前はと呼んでましたが、いつの頃からかGeneral Meeting略してGMです。

今まさに:ここは文法ですね。チャッピーによると、
”この場合の “about” は、文法的には前置詞で、「~しようとしている」または「~が間もなく起こる」という意味を表します。これは進行形と組み合わせて使われ、特定の行動や出来事が「今にも始まる」ことを示すニュアンスを加えています。
the session was already about to begin
「勉強会は既に始まろうとしていた」の意味。
“about to” は、「何かがもうすぐ起こる」状態を表すフレーズ。
この “about” のニュアンスは、「準備が整い、始まる直前」という、出来事が時間的に差し迫っていることを暗示します。”
とのことです。しかし、ではどうしてaboutにそんなニュアンスがあるのか、生まれたのか。きっと的になにかあるんだよねと再び聞いてみると、
“about” の語源は古英語の “onbutan” で、「周囲に」や「近くに」を意味します。この「近接」や「周囲」の意味が転じて、「間もなく~する」や「~の寸前」というニュアンスが生まれました。”
なるほどですね。

面倒やなぁ:面倒という単語reluctant知りませんでした。で、聞いてみると、
”英語学習者にはあまり馴染みがないかもしれませんが、日常会話でも時折使われるので、ニュアンスを理解すると便利です。”
と言われてしまいました。いつの間にか英語学習者になってしまってますがそこは素直に従いましょう。ということで似たような単語を出してもらいました。
Hesitant: ためらう理由が漠然としている印象。
Unwilling: 意図的に拒否するニュアンスが強い。
Resistant: 積極的に抵抗するニュアンス。
Reluctant: 仕方なく受け入れるが、心の中で抵抗感がある。
Reluctant以外は聞いたことがある単語だし類推できそうな単語ですから比較するととてもわかり易いですね。日本語だとここらへんのニュアンスは形容詞や副詞が担っているように思いますが英語の場合には単語そのものにその心情をもたせてるんですね。
ちなみに今回の様子は実際はReluctantというわけではなく、仕方なくブラインド上げてたわけじゃないと思います。なんやろなー、なんでやろなーという感じなのでこの4つの単語全て当てはまらないですね。
ところが、その後ろにあるWhat a hassleをそのまま訳すと”なんて面倒な”ですから、全体を合わせると:
「面倒くさいなー、どうせすぐにブラインド下げなきゃいけないんのに」となるようなので、この翻訳はちょっと意訳しすぎではと思ってしまいますね。
ちなみに私は調べるまではこのWhat a hassle hassleって日本語のハッスルのことだと思ってました。と言ってもこれ読んでる大半の方が日本語のハッスル知らないですよね、だいたい古い順にモーレツ、ラジャー、ナウイ、バッチグー、チョベリバ……、もいっか挙げたらきりがないけどハッスルもこの系譜のどこかにいたことばです。ハッスルする!ハッスルしましょう!で、頑張ります!張り切っていきましょう!を表していました。
だから英語は別の単語でそっちの意味の場合にはhustleのようです。hasslehustle恐らくネイティブが聞いたら全く違う単語でしょうが日本人の私が聞いたら間違いなくどちらもハッスルです。

終わり際にcoming to a closeで終わりに近づいていくですね。ビジネスの現場ではよくセールスがクロージングしたとか、クロージングまで持っていこうよとかって言いますね。あれなどは一連の手続きが終了するということから契約締結の意味になっていったんでしょうね。

いとも簡単に:これはチャッピー君はeffortlesslyと訳しましたが違和感あります。effortlesslyはエフォートが努力なので努力なしになのでちょっと雰囲気違うかなと。で、試しにそこんとこ聞いてみると、類義語として次の4つを上げてくれました。
Easily: 単に「簡単に」。特に優雅さや特別感は含まれない。
Smoothly: 「スムーズに」。主にプロセスの円滑さを強調。
Naturally: 「自然に」。特に「生まれつきの才能」に近いニュアンス。
Effortlessly: これらのニュアンスを総合しつつ、上品さと称賛のニュアンスを持つ。
ほんまかいなと思いますが、これをまた英語の辞書に当たるのはしんどいのでもうチャッピーをここは信じることにしましょう。すると彼女が”世界を見せたいから。”と言ったのはNaturally: 「自然に」。特に「生まれつきの才能」に近いニュアンスとも言えそうです。ただ、彼女のこの言葉は普段の勉強の賜物のような気がしますからやはりEffortlessly:なのかも。
あれですね、白鳥は優美に湖面をスムーズに移動していますが、その実、目には見えない水の中では足を必死に掻いているつまり努力しているという風景に似ていますね。努力とはそういうものかもしれません、美とはそういうものなのでしょう。
ここらへん、英語も日本語も似てますね。

感動しましたwas deeply moved. これを直訳すると動かされたとなり(心)が動かされたつまり感動したという意味にはならないと思います。しかし、ただ動かされたというだけで心が動かされたという意味になるようです。へー。

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