オンとオフ。

に占めるサービス業の割合は7割

の切り替えは困難

仕事中がオン、仕事が終わってな時間になった時がオフ。

私たちの会社でゆうと9時から6時までがオン、それ以外はオフとなります。通勤時間がゼロですから、まさに8時間ぴったりがオンタイムと言えばオンです。

しかしこの切り分けなかなか難しいですね。それをこの言葉自身がよく表してるような気がします。
オンとオフって言ったら家電製品とかパソコンとかのそれを想像しますよね。とてもデジタル的な何かを。でも仕事してるのは人間です、こんな機械のようにオンとオフを分けることは極めて困難ですね。

一般的にとゆうのは会社あるいは上司から与えられた業務をこなしている時それが業務中であり仕事をしている時であり、ここでゆうところのオンです。それ以外の仕事をしていない時がオフです。

少し考えるとわかることですが、これ不可能ですね、人間には不可能です。

人間はロボットじゃないから

一昔前のそれこそ明治になって日本が産業革命以降の産業機械を使って工場で何か生産している時であればわりとこれは明確だったような気がします。つまり、手を動かしている時間、目に見えて手でさわれるような何かを生産しているとき、どちらかとゆうと機械に合わせて人間が手を動かしている時間、これを労働時間つまりオンとカウントすることができました。

しかし今の日本の労働はそのほとんどがサービス産業になってきています。経済産業省が出している「サービス産業×生産性研究会」報告書によるとわが国のGDPに占めるサービス業の割合は7割に達しているようです。欧米を参考にするなら今後もますますその比重は増していくでしょうし、それらはほとんどが接客やデスクワークです。そういったデスクワークだから私たちもができているんだとも言えます。 第一産業、第二次産業のようなや工業ではそういきません。

頭脳労働は時間で管理できない

何を言いたいかと言うと デスクワークをしているとそのほとんどが手を動かしているとゆうよりも頭を動かしていると言って良いので、その頭が動いてるか動いてないかは見えないってことです。
手であれば見えます、それこそ監視カメラで見れば、その労働者が仕事をしているかどうかわかります。しかし頭脳労働は不可能ですね。もしも頭の中を覗くことができたらそれはそれで恐ろしいことです。だからそれはできないんです。
一方で、その労働者がオンの時間に仕事のことだけを考えてるかとゆうと、それはできないんです。
人間の脳はそうはできてません。
座禅ってありますよね、私たちは先の京都ではメンバーの何人かが挑戦しました。瞑想、メディテーションですね、あれをやってみるとわかりますけど、何も考えないとか何かに集中して考えるってできないですよね。それができる人がマスターなんでしょうけど普通の人はできないです。
瞑想しようとしても雑念がいっぱい襲ってきます。人間の頭ってそうできてるんだと思います。
何かと何かを切り分けることはできないんです。

全く同じような考え方で、オフの時私たちの労働時間で言えば夕方6時以降から朝9時まで、あるいは土曜日日曜日のような休日、祝日、労働時間ではない時。そんな時に仕事のことを全く考えていない人っているでしょうか。いても全然いいですし、もしかするとその方は座禅マスターかもしれませんからリスペクトします。

普通の人は考えてはいなくても仕事のことが頭をよぎったりしないでしょうか。 私たちの会社でこれも言えば、あの案件はどうなったんだろううまくいくだろうかとか、エンジニアであれば、あのプログラムもっとうまく書けないかな、そうだ考え方を変えて全く別のアプローチしてみたらどうだろうとか、考える人は考えてるし考えてない人は考えてないと思うんです。
それを量的に測るることは不可能ですね。残念ながら時間外手当を出してあげることもできません。
日曜日、子どもを近所のブランコであやしながら戻ってきたブランコに乗った子どもの背中を押した瞬間、前日までどうしても解決しなかった問題の解がみつかり、さっそく月曜日にそのアイデアをみんなに提供し、それが会社のあるプロジェクトに大きく貢献したとしても、会社はそのメンバーが子どもと公園で過ごした時間にお金は出したくても出せません。

テレワだとますます見えない

そしてそして僕たちはそれをテレワーク下でやっています。ますますその一人の労働者がオンの時にどれだけの仕事をしているのかわからないです。

ですから、がやってきてこの働き方が一般化した時テレワークの方々は正社員から契約社員になったり外注契約になったりしてきました。つまり結果だけを見る形です。そのプロセスは見れないので、もともとが見れない状況になってきてたわけですが、今はテレワークだとますます見れないので結果だけを形としてみよう成果としてみようとなったのだと思います。

見えない中でどうはたらきどう評価していくのか

これからますます産業は高度化することはあってもその逆は起きないでしょう。の進化に伴い私たちはより高度な思考や判断を求められるようになります。
それは頭の中で行われ、物理的な時間とは関係なく起きていきます。

脳とゆうのは誠に不思議なもので、夢なんかがそうですね、夢の中では2時間も3時間も起きていたようなことが実際に時間を見てみるとわずか5分の間に起きてしまってる。夢を見ているのは5分ぐらいだけどその中では何時間もが過ぎている。 これが物理的な時間の経過と精神的経過の違いのような気がします。
夢の中だけでもなく現実社会でも、楽しい時間はすぐに過ぎてしまいますが、つまらないことをやっている時間はとてつもなく長く感じてしまいます。

しかし、ではここを解決しないままに行くのかとゆうとそれはダメですね、現実社会は例えば等の法律によって労働と労働じゃないものが厳密に分けられています。オンとオフは守らなければいけません。しかしその中身は分かりようがありません。製造業が主体であった時代からサービス業が主体になった今、新しいはたらき方や会社のあり方が求められているのだと思います。

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