山形県酒田市から、写心。

晩秋の、夕暮れ時の庄内、閉館の時間も近いのでホテルからチャリを飛ばして飛ばしてやっと着いた。
は、写真集でいくらでも見ることができるんだけど、庄内を愛した人、その土地で見る写真はまた違うんだ。

前回、山形を訪問したときには米沢を中心とした東のエリアだった。そこから 沿いに日本海側へと足を伸ばしたかったけど時間の都合でできなかった。

それから5年ぶりの山形再訪。そして、念願が叶った今日、庄内にある土門拳記念館を訪問した。写心を見るために。

今日は11月6日土曜日、残念だ。アサカイ(朝会)がない。

来週月曜日まで滞在し土門拳をみんなに伝えたいなぁ。
ため息つきながら館内を歩き、疲れてソファーに腰掛け、草月流家元のが土門を思い作ったという庭園に沈む夕陽を眺めながらつくづくそう思った。

館内の書籍コーナー
「筑豊のこどもたち」は私が初めて土門拳という名前を意識させられた一冊だった。
少し前のの特集でこの表紙に写っている少女を探すルポをやっていた。
ある時期のある年代のあるエリアの人たちが共通に持つものがこの少女の瞳には写ってる。
記念館の設計は谷口吉生氏。父親の氏が土門拳と親交が厚かったことから設計に携わったとか。
土門拳
パネルの一枚には土門拳本人も。これは誰が撮ったんだろうと思いながら眺めてた。
作庭は
「砂の女」「利休」などの映画監督をつとめた勅使河原宏
映画を見終わったあと、監督が草月流の家元と知って二度驚いたがあります。
  • URLをコピーしました!

Comment

コメントする

目次