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土門拳の写真は、写真集でいくらでも見ることができるんだけど、庄内を愛した人、その土地で見る写真はまた違うんだ。
前回、山形を訪問したときには米沢を中心とした東のエリアだった。そこから 最上川沿いに日本海側へと足を伸ばしたかったけど時間の都合でできなかった。
それから5年ぶりの山形再訪。そして、念願が叶った今日、庄内にある土門拳記念館を訪問した。写心を見るために。
今日は11月6日土曜日、残念だ。アサカイ(朝会)がない。
来週月曜日まで滞在し土門拳をみんなに伝えたいなぁ。
ため息つきながら館内を歩き、疲れてソファーに腰掛け、草月流家元の勅使河原宏が土門を思い作ったという庭園に沈む夕陽を眺めながらつくづくそう思った。
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「筑豊のこどもたち」は私が初めて土門拳という名前を意識させられた一冊だった。
少し前のNHKの特集でこの表紙に写っている少女を探すルポをやっていた。
ある時期のある年代のあるエリアの人たちが共通に持つものがこの少女の瞳には写ってる。
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映画「砂の女」「利休」などの映画監督をつとめた勅使河原宏
映画を見終わったあと、監督が草月流の家元と知って二度驚いた記憶があります。
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