今日のスピーチは、入社4年目。営業の最前線で日々戦ってくれている男性です。このスピーチは題材等にあまり制約は設けてはいないのですが、仕事と家庭のことだけは止めときましょうというのをお願いしました。なぜなら、この二つはあまり考えなくてもいくらでも言えてしまうからです。家族とはかけがえのない存在であり日々接しています。仕事は業務という形でこれも日々考えない人はいないでしょう。それを題材にしてはあまり負荷がかからず目的から外れると思ったからです。
しかし、彼は根っからの仕事人間なんでしょう。最初に提出された原稿はあまりにその業務にかかわることだったので、彼には申し訳なかったのですが、没とさせていただき書き直してもらいました。さて、どうだったでしょうか。
自分は以前ワーキングホリデーという制度を利用してカナダに住んでいた事があります。
大学在学中は将来の目標など特に何もなく、やりたい事やすべき事、できる事も思いつかないまま、就職活動も特にせずそのまま大学を卒業。
ただ、子どものころから一度は海外で生活してみたい。という想いだけがあったので、”一度キリの人生”という都合の良い言葉を使って、カナダで約半年、生活をしていた事があります。
今は、いちビジネスマンとして会社組織に属して活動していますが、以前自分が尊敬するビジネスマンと話した時の内容が印象的だったので、皆さんにも共有させていただければと思います。
ま、よくある話です。
「3年後、5年後の自分を描いて日々を生きること、それが重要で成功への道」だと。
ちなみにスティーブジョブズは、「明日死ぬとしたら・・。と思って日々を生きましょう」ですね。
名言や格言なんてのは沢山ありますが、一つの参考までに。
その方は大学在学中から大手百貨店でアルバイトをし、そのまま入社も可能だったんですが、卒業後は当時まだ成長途上の小売企業に新入社員として入社。最初は配送スタッフに配置されトラックの運転手としての業務を数年。お店に入ってからは販売員として数年。その後は順調に昇進を重ねグループ会社社長を経て、最終的にはグループ数社の役員。
にまで登った方でした。
その道を振り返った時、「特別な事は特にしていない、ただ、3年後、5年後の自分を描いて日々を生きてきた。」というお話です。
まぁ、細かいところは特別な努力をされてきたでしょう。
そこで、自分が海外へ行った時の事を今思い返すと、小さい頃の夢を叶えると言うより、ただ欲を満たすのと、ただの逃げですね。
何か事を起こす時にはやはり“ビジョン”を持たなければ“達成”には程遠いという事を一つ学んだ今では、そう感じています。
皆さんも経験があるかと思います。後付けで良い経験だった。とか、次に繋がる人にはできない経験になった。とか。まぁそれも一つです。しかし恐らく、あらゆる機会損失をしていた事が多かったのではないかと思います。
チャンスは一度キリ。
その場その場で最適な判断をしていかねば、自分が思い描いた夢は叶えられない。
ビジネスで成功する事が夢の一つの方は、こういった話を参考にしていただければと思います。
しかしそれ以前に、社会人として、自分に目標や夢があるなら、それを叶える方法の一つとして、このビジョンを立ててそこに向かって動く生き方。というのも参考にしてもらえれば幸いです。
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