日本マクドナルド経常益最高58%増

日本マクドナルドホールディング式会社が4日発表した2010年1月~6月期の連結経常利益は、前年同期比58%増の142億円となり、上半期の過去最高を更新した。

原田泳幸社長は同じ記者発表の席上で直営店の化が順調に進み、加盟店からロイヤリティ収入も増加したと発表。2007年フランチャイズ化の目標は全体の70%と発表していたが、既に56%を達成し、本年度の目標は60~64%としている。

原田氏がこの施策を発表するまでは30%程度であったことを考えると、相当のスピードでフランチャイズ化は進んでいるようだ。フランチャイズ化は経営形態が変わるだけで店舗の外観が変わるわけではないから、気づきにくいが、このペースでいけば目標の70%到達はわれわれが想像していた以上に早くやってきそうだ。実際原田氏は来年にも実現するだろうと述べている。

提供された報道資料を見ると、2007年時点での1オーナーあたり店舗数は3.2店舗であったのが、2010年6月時点では8店舗にまで増加している。つまり、オーナーにしてみるとわずか3年で約三倍の店舗を所有することになったと言える。
この間、全体のオーナー数は367社から248社と漸減している。つまり119社はオーナではなくなったわけだ。弱いオーナーはなくなり強いオーナーはより強くなったと言えるだろう。

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