ABCニュースが伝えるところによると、米国人の平均寿命が昨年は1年減ったらしい。
1年も!って思うかも知れないが、ニュースは続けて、これは白人1年、ヒスパニック2年、黒人3年とのこと。じゃ、私たちアジアはって思うけどそれは出てなかった。いずれにしてもこのニュースめちゃめちゃ色んなコトを考えさせられるよね。分断社会、分断国家米国、最近ではBlack Lives Matterブラック・ライヴズ・マター黒人に対する差別問題。
しかし、こんなに違うのかー。
改めて差別というのは人の生存に関わる問題だということを知らされる。
もう一つ、本当は最初はここが気になってニュースを見てたんだけど、”Life expectancy”これを「平均寿命」と訳してた。
へー、だよね。expectって単語は中学英語ででてくると思うけど、反射的に期待するって覚えてたのでどうも飜訳には違和感があった。
調べてみたら、どうも僕のように”expect” = 「期待する」って覚えている人が多いようなので、決してそうじゃないんだよ、これはあくまで中立的な予想でありexpect ≠ 期待するなのだと書いてくれている親切なサイトがありました。
そうすると、life expectancyは今からあと何年生きられるかという予測だってのが分かりますね。つまり正確に訳すと平均余命(今**歳の人があと何年生きられるか)。ちなみに平均寿命(今誕生した0歳の子があと何年生きられるか)はlife span.らしい。
でも、書いてて想うのだけど、期待値とも言えるんだよねあと何年生きられるか?だからね。
そんなこと考えると、もしかするとこの期待値ってのは誤訳ではなかろうか。数学とかで期待値って言ってる時には何もそれワクワクしながら見守っているわけではない。中立に予測値とか見込値とすべではなかったのかな。
これあんまりやり過ぎると深みにはまりそうなので止めときます。誰か教えて。
と、もともとはexpectancyで興味をひいた話題だったけど、米国という社会の一面を浮き彫りにしたニュースだとつくづく思わせられた朝でした。
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