4月11日、今日は本当にミラクルなアサカイでした。
今日は新しく入社される方、そして1年半ぶりに産休から復帰される方がいらっしゃったので、それを表現するような場所からアサカイをやってみたいと思って「キミマツサクラ」の場所からやったんだけど、ミラクル続きのアサカイになりました。
アサカイは、前日、ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が、異次元でのミラクル完全試合を果たしたことから、なんて凄いやつだこんな投手見たことない、今までとは全然違う。これから野球の形が変わるんじゃないか。どこかしら顔つきはイチローに似ていて、物腰は藤井聡太に似てるねなんて誰からともいうことなくそんな雑談で始まりました。
その彼、佐々木朗希投手は被災地陸前高田の出身であり、震災でとても親しい人を亡くしていることをアサカイの後に知りました。
この日は新人の方へのサプライズとして、メンバーの一人と新人の方が共にトロンボーン奏者なので或る曲をみんなの前で披露してくれました。実際にはテレワなのでどうしてもタイムラグが発生してしまうため同時演奏は難しく、一人は録音で前もって演奏した曲を相手に送り、その相手がライブでその音を横で聞きながら演奏するというものです。半分ライブだけど、ライブであることには違いありません。
そんな彼らが選んでくれた曲名は「A SONG FOR JAPAN(日本に捧ぐ歌)」。出だしを聞いたときにどこかで聴いた曲だなと思ったら、世界中のトロンボーン吹きたちが東日本大震災の被災者を音楽で応援することを目的に立ち上げたプロジェクトの一環だということでした。
彼らは、今日僕がキミマツサクラの前でアサカイやること知ってたのか……。
私たちが震災に見舞われたのは今日から11年と1ヶ月前。
今日のアサカイが行われたのは嵐山のキミマツサクラの前。この木は福島の三春滝桜の苗が育ったもの。 福島県郡山で活動を開始したGreeenのHideが命名したらしいが、彼の親しい人に聞いたところ震災で故郷を離れざるを得なくなった人たちに対して、”キミマツサクラ”。いつまでもあなたがたを待っていますよという気持ちを込めてのものだったとか。
アサカイの終わり、一人のメンバーに、ねぇ**ちゃん、今日のアサカイなんかすごいよね、どうだったとむりくりに振ってみた。
……、運命の日でしたね今日は。
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