2022年1月、Blogタイトルを”三智に学ぶ”から”コーラルワークにしました。” ボタン

全く晴れない気持ち

元旦、晴れの日。こっちは晴れた。

どうも今問題になっている「はれのひ」って、例のてるみクラブと似ている。

危ない、倒産するって分かっていても客に商品を売り続けている。当然だけど一番の被害者は最後に近いところで買わされた客。

この両者の手口は確信犯ではないかと思えてしまう。

そして、思うのはたとえ確信犯でなくとも、従業員の方々の何人かはかなりの確率で危ないことを分かっていたのではないか。糾弾されるべきはそんないい加減なサギにも近い経営をやっていた経営者だけど、従業員の何人かにも相当の罪があるように思える。被害額が何億となっているわけだから、成人式の朝だけの問題ではなく、その前日から社内ではかなり怪しい、不穏な動きがあったはず。毎年のことなのだから、何日前には客のこれこれが各店に入っていることは前提だったろうと思う。それが全くなかったわけだから、くどいようだけど、従業員の何人かは気付いていたはず。給料の遅延は一年前から発生していたとも言うし、会社のおかしさには気付いていたはず。

であれば、理想は経営者を質す、糺すってことなんだけど、たとえそれが立場上できなかったとしても、成人式の前日にでも客に連絡すべきではなかったのか。店の様子を見ていたら成人式の当日どれだけの成人やそれを楽しみにしているご父兄が落胆し、ハレノヒが悲しみと怒号に包まれることは容易に想像できていたはず。

」に至っては経営者は姿をくらませてしまっているわけで、経営者はどうしようもないのだけど、ニュースには出ていなかったかも知れないが、人として、人の勤めを果たした、そういう動きをした従業員もいたと思いたい。

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Comment

コメント一覧 (4件)

  • コメント失礼いたします。

    今回のハレノヒの報道はとても悲しいものでした。
    これから大人になる新成人の皆さんの節目、その節目を楽しみにしていたご両親、親族の皆さんに暗い影を落とした責任は重いと感じます。

    従業員の方々も、急な休みの連絡に疑問を持たなかったわけではないでしょう。従業員の方々も被害者でしょうが、もっとやりようがあったのでは、と疑問に感じます。
    福岡の店舗では、強行してほぼボランティアで、営業を行ったようです。
    その店舗の方は、お客様の人生の節目に対して責任を果たそうと一生懸命だったのでしょう。これが、会社全体にいきわたっていれば、企業にもっとお客様を思いやる風土が育っていれば、また違った結果だったのかもしれません。

    起こってしまった事件は変わらないですし、被害にあった方の悲しみは消えませんが、経営者、経営幹部の方々にはしっかりとした謝罪と説明をする責任があるでしょう。
    一日でも早い、解決を願います。

  • そうなんですか!
    福岡の店舗では、従業員の方がボランティアで対応されたんですか。
    しらなかったー。
    TVの報道とかでは、被害にあった方々のコメントが、もぬけの殻になった店舗の映像と流れているだけだったんで、てっきり全国的に同じことが起きていたのだとばかり思っていました。
    よく調べもしないで、メッセージ投稿したらダメですね。
    .K さんありがとうございます。
    僕は危うく、誤った一方的な情報を流すところでした。

    それにしても、振り袖とか高いものなんだと改めて認識させられました。
    20万、30万、60万なんて数字も映像では流されていました。
    もうそれこそ、成人式が日常とは違う、日本人にとってハレの日になったからなんでしょう。
    一方で、母親から娘へと受け継がれていく着物の文化も失われつつあるので、ますます、ハレの日に
    彼らが活躍する素地というかマーケットが成立したのでしょうね。

  • コメント失礼致します。

    はれのひ株式会社の件は、あまりにも非道だと感じます。
    たった一度きりしか訪れない成人式という一日を台無しにされる、
    というのがどういうことなのか、想像できない人間はいないと思います。
    はれのひの社長と従業員の方は、自分に同じく災厄が降り掛かった場合
    どう思うのか想像出来ないわけではないと思います。
    従業員のなかには、集団心理的な状況で、正しい判断ができなかった人も
    いるかもしれません。
    ただいかなる謝罪をしようとも、多くの新成人とその家族の大切な時間を
    貶めたことに取り返しはつきません。
    それをどのようにするのか、一日も早く、はれのひ社長には出てきて頂きたいですね。
    社長としてではなく人として最低限のことだと思います。

    佐賀県の「株式会社ハレノヒ」という写真館は今回の「はれのひ株式会社」と社名が同じで、
    混同して問い合わせがあったそうです。
    「はれのひ」という言葉のイメージは良くないものとなったかもしれない。
    そのことも懸念して「社名を変えては?」との声に対して、
    ’’「写真を撮る日がその人の『ハレの日』になって欲しいという意味のほか、心が晴れやかになる天気の『晴れた日』の意味と、ハワイ語で『家』を指す『hale』の日、つまり『家族の日』になればいいなという思いのもと付けました。’’
    として社名は変えないとのことです。
    このように信念をもった会社や人が、世の中に広がると良いですね。

  • 詐欺容疑で逮捕というニュースが流れてきました。てっきり晴れ着を借りようとした方々への詐欺容疑かと思いましたが、罪状としては、銀行への融資に関しての詐欺とのことでした。
    そうなのか。それが詐欺で逮捕されてしまうのか。企業と銀行。プロとプロがぶつかって見抜けなかったから詐欺罪。これはこれでおかしな感じがします。
    もしも見せしめのための逮捕だったとしたら、とてもやばい。

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