今朝の朝会(あさかい)(朝礼みたいなものだけど趣旨は違います)で、お互いに「お疲れさま」っていう挨拶やめませんかって皆さんに話しました。
何の気なしに使っているこの言葉は前から気になってました。うちはITの企業なので他の業種に比べると時間帯にはあまりとらわれないで業務をしています。
例えば、朝遅くに起きて顔を洗って飯を食って、やおらPCを開いた時に、社員さんから、「お疲れさまです…。」とかってメールがあると、何だか一日が憂鬱になりそうなんです。「私、疲れてないんですよ。とても美味しい朝ご飯だったし、充実してますし…。」と思ってしまう。
メールはまだ良いんですが、これが電話だったりすると、余計に滅入ります。
難しいんですけどね、相手に悪気はもちろんありませんし、日本国中で通じるねぎらいの言葉だし。とっても便利なあいさつのことばではあります。
とか何とか考えてたら、昨日の日経に、お疲れさまで始まるメールは若者に多いと書かれてました。
長い不況の影響もあるのではと考察されていました。
宜(むべ)なるかなです。今朝のトップ記事「日本の総人口最大の25.9万人減 日本経済に一段の重荷」 とかって出てました。
暗い、実に暗い。お疲れさまと呟きたくもなるわけです。
だけど、だからこそではないのかなー。
日本には言霊信仰とかあるわけで、疲れるなんて言ってたら、ますます疲れてしまいます。
俺、とにかく疲れてなんかいないし。
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コメント一覧 (1件)
「お疲れ様です」という言葉は、いつのまにか日本人に染み付いた言葉だと思います。
そしていつの間にかその言葉に疑問を持たずに使うようになってしまった言葉ですね。
だけど、よくよく見ていると疲れている人ほどこのことばを頻発しちゃってる感じもします。
その言葉を覚えた時は疑問を持っていたかもしれないのに、当たり前に使うようになってしまった言葉が他にもたくさんあるような気がします。
もうちょっと言葉に気をつかいながら日本語を使っていきたいものです。