理念ORシステム共同体

フランチャイズシステムのことをよく理念共同体という。
そのため、本部は「弊社の理念を十分に理解してもらわねばならない」とか「弊社の理念に賛同していただかない方の加盟はお断りしている」とか言ったりする。
果たしてそうだろうか。
理念を共有しなくても十分にフランチャイズシステムが機能している本部はあるように思えるし、その言葉は魅力的なフランチャイズシステムが存在しないことのエクスキューズに使われているのではないかと、ちょっと穿った考えをしてみたくなる時もある。

しかし、本部を訪問しての実感としてはやはり、理念共同体であるなだ。実例として、ある本部の社長が急逝し、その途端に会社全体の業績が落ち込み、今では別の本部に吸収されたことがある。ここなどは実に社長の理念で回っていた会社なのでそれが最大の原因なんだろうと思える。

フランチャイズシステムがわが国に導入されてもう間もなく50年近くが経つが、この部分は本質として変わらないのではないかというのが実感だ。