朝の空気

英語で朝食のことをブレックファスト(breakfast)と言いますが、これはFast=断食の意、をBreak=破るの意ですから、

朝食っていうのは断食明けの食事ってことになりますね。これはよく知られたことですが、何とも大袈裟な感じです。夜寝てから朝の間なんてせいぜい12時間。腹もそんなに減ってないし、今流行のプチ断食ともよべないぐらいのヴェリーショートな断食です。

Fastっていう単語にどうして断食っていう意味があるのかも不思議ですが、イスラム世界のラマダンといい、セム系の宗教には断食や断食的考えが生活の一部に入っているような感じです(感覚的なものです。自信ありません)。アジアにおける仏教世界でも、例えばお釈迦様は悟りに到るまでの何日間を断食の修行に当てているので宗教的には存在しているけれど、それは出家者の修行の一部であって庶民の生活には影響を与えていないようですし、私たちは断食というと日常とは違う特殊なものと考えているように思います。

さて、元に戻ってBreakfastです。Fastというと本来はというかよく使われる意味は速いという形容詞的な意味でしょう。ファストフードというとマクドナルドさんやモスバーガーさんですし、ファストファッションというとH&MやZARA、FOREVER 21、そして日本のユニクロとかですね。

そのユニクロが、始業時間を従来の朝9時から7時に変更したというニュースが今朝ありました。全部門ではないようです、しかし夏場だけではなくずっとだそうです。随分と思い切ったというか正直羨ましい。ユニクロは当然終業時間も早くって夕方の4時になるのだそうです。会社の思惑としては、4時に終わってそれからの時間は自己啓発とか自身を高めるために使ってほしいのだそうです。

とり方は人それぞれでしょうが、あれだけの大企業が言わば常識を破るような行為をできることが凄い。さすがカリスマの柳井さんだからなのかと思います。

それにしても午前7時に出社ということは6時には起床でしょうか。人生観変わるんじゃないでしょうか。朝の空気って、その土地々々の空気を一番感じることができる時間帯のように思います。

東京の朝と、大陸中国の朝、インド亜大陸の朝、砂漠の中の都市の朝、ヨーロッパ各都市の朝、漂う空気はみんなそれぞれの大地から個性と共に湧き出して来るようです。人々の活動が始まる前の大地の息吹のようなものでしょうか。やがてそれは人々の活動とともに昼の喧騒とともに一様になっていき、やがて違いは社会や文化や人種などだけになっていくようです。まさにBREAKFASTな時間です。

うちも朝7時出社どうなんでしょうか、ね、どう?

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