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昨晩のNHK放送Eテレで、1915年生まれ、今年100才を迎えられたジャーナリストのむのたけじさんを見ていました。
むのたけじという名前は知っていましたが映像で見るのは初めてでした。
1915年の誕生ですから終戦時は30才。終戦を境に勤められていた朝日新聞を退社し、故郷の秋田で自ら新聞を発行し、現在に至るまで反戦を訴えてこられた方です。
映像で見る、その言葉の力強さにもうただただ感動でした。
そして、そのお顔が何とも愛らしくユーモアたっぷりでぐいぐい引き込まれました。
エンディングは彼の高校生に対するメッセージでした。
自分はジャーナリストとして多くの人間に会ってきたが、その中で自分が立派だなと思う人には共通点がある。その人達はどういう人かというと、
”自分に誇りを持っている人、自分を大切にしている人。”だったでした。
そして、なぜ立派かというと、そういう人は必ず他人を大切にするから、と述べておられました。
その話を聞いている高校生の顔を見ていると、彼の言葉は彼、彼女たちに届いているように思いました。
私は、経営者として、経営理念、事業理念を持つことが誇りを持つことの第一歩だと思っております。
そして、それを実現していくためには、人の何十倍、何百倍も努力に努力を積み重ねていかねばならないのですが、果たして自分はその精進を続けることができるのかどうか、毎日自問の日々です。
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