虫は異物じゃないだろう。

ソラナム(Solanum):花言葉は、つつましい幸せ。その心は、小さなカボチャのようなその形から愛らしさ可愛さを表現か。
当然だけど、どんな小さなものにも命はあるのだと。

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「一寸の虫にも五分の魂」

もう今はあまり聞かない言葉です。だけど、人間の気概を現すには良い言葉のように思います。

ようやく、ここに来て、世間の一時の大騒ぎは鎮まってきたようです。

マクドナルドの業績は、前期比マイナスを更新していますが、世間的にはニュースからは異物混入記事は減ってきていて、今はどこを見てもそのような記事はありません。異物混入が社会から無くなったわけでもないでしょうに、全く不思議です。

何だったのでしょうか、あの大騒ぎは。

故意にやるのは犯罪だし、不衛生を肯定するわけでもありません。

しかし、インスタントのカップか何かに小さなコオロギか何かが入っていてどうしてあそこまで大騒ぎするのか。彼が、コオロギが一体何をそんな悪さをしたというのか。哀れな自分の亡骸をに撮られて、WEBに載せられて。気持ちが悪いの、不衛生だと罵られ、一体彼が何をしたというのか。

私たちは、ご飯をいただくときに味噌汁に虫が入っていたら、その命を憐れんでいたように思います。決して気味悪がったりしてなかった。しかし、今はマスコミ総出でそれらを異物としてとりあげ、異物はダメ、異なるものはダメなんだと排除していってます。

虫くん、言うたれ、

「一寸の虫にも五分の魂」と。

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