或る中華屋さんに入りました。
お昼の定食を頼みました。
運ばれて来て、おいしくいただきました。
中華はやはり脂っこいのでお茶がほしくなります。
目の前にはお水はあったのですが、お茶はありません。
メニューにもお茶がありません。
多分、用意されてないんだろうなとは思いました。
だけど、この状況でお茶って頼むとどうなるんだろうと、何となく確かめたい気持ちになって、ウェイトレスの方をお呼びし、
お茶はないですか、と頼んでみました。
彼女は、ちょっと、いやかなり戸惑っていました。
お茶ぐらいで戸惑うかと思いますが、やはり戸惑っていました。
返事が返ってくるまでの間がそれを表していました。
そして、意を決したように、私の目を見つめながら、
お茶はありません。
お茶はありませんけど、お湯ならあります、と答えました。
彼女は、こういった飲食店にありがちな外国の方ではありません。日本人、25,6歳くらいだと思います。
お茶をほしいと言った客に、お湯ならありますと答えた彼女は、彼女なりに一生懸命考えたのだと思います。
熱い、という点で類似点は確かにあります。
だけど、代替にはならないです。
百歩譲って、コーヒーならありますは、まだ言えるかも知れません。
だけど、お湯は…。
「お湯ならあります」。不思議です。
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コメント一覧 (2件)
ハローワークの求人から、気付いたらこんなところにきていました。
求人にあります業務内容は、もしかしたらこのブログの方が実際に書いた文章ではないですか?とてもよく似ています|д゚)
応募しようと思ったんですが、木脇さんがあまりに博識で自分とは全然違う分野に興味をお持ちで、自信がなくなってしまいました!
ですがブログの内容から(とくに面接する側の意見や、社会、会社、企業の独立について)就職活動をするにあたって、感銘を受けたので、何も言わずに去るのもどうかと思い、ここにコメントさせてもらいます。
少しのやる気と現実を与えてくださってありがとうございました。
nishiyamaさんへ。
コメントありがとうございます。
はい、文体とかは変えることができても、文章の癖とかはどうしても出ちゃいますね。
はい、仰る通りです。ごまかしようもなく同一人物ですよ。
ちょっとお節介しますね。
博識だから引いてしまうのはもったいないですよ。
もし、本当に博識だと思われるのであれば、会いに来られてみては?
そして、目の前でそれを確認してご覧になってはどうでしょうか。
緊張して嫌だと思うか、面白いかもと行ってみるか、考え方一つで、人生は大きく違ってくると思います。