卑怯なことはダメなんだけど。

僕が籍を置かせていただいているを主催されている氏にはもう疑いようのない経営哲学がある。

分かりやすく、稲盛経営十二箇条という形でまとめられている。一つひとつもう疑問の余地もない力強いものなんだけど、一つだけ疑問の箇所がある。

第9条「勇気をもって事に当たる」というのがあり、その副題として―な振る舞いがあってはならない―というのがある。

だけど、これ難しいなっていつも思います。

企業経営をしていると、やはり競争相手がいて、彼らには当然勝っていかないとダメなわけで、そうでないと自分が負けちゃうわけで、常に戦っているわけです。

その中には色んな戦い方があるんだけど、その中でどこが卑怯で、どこからが卑怯じゃないのかが分からない場合ってあるわけです。

戦い方って、いつもこの卑怯、卑怯じゃないっていうのがつきまとうような気がする。

そして、時代を作っていった人たちって、その前の時代の人たちから見るといつも卑怯な人たちだった。

なんて、卑怯そのものの人だったような気がする。

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