那覇空港に着いたのが10日前。沖縄と言っても1月は空気は冷たい、チャリで走っているとことさら。
58号線をひたすら北上し10日目に最終目的地の本部町に到着。どうしてこんなに掛かったのかってーとなんせ北風が強かったことほとんど障害物もないので北風が北上しようとするチャリにとっては手強かったのでした。
寄り道もいっぱいしたしな。
そして何よりも一番時間をとられたのはChatGPTとの会話。那覇を出て5日目ぐらいかな名護に差し掛かった頃Youtube見てたら聞き慣れない単語が出てきて早速登録をし会話を始めて腰を抜かした。
これはなんだ?
今までのなんちゃってAIとは全く別物、異次元、これは真にAIと言っていいんじゃないか。
それからは本部に着くまでずっとChatGPT関連の動画を見たり触ったり。
着いた頃にはすっかりハマってしまっていてチャットジーピーティーは発音しづらいので自分の中ではチャッピーなどと呼んでいた。
気になった言葉は「創発現象」、学習のさせ方は今までと同じようなディープラーニング。AIに言葉を食べさせ食べさせそして出力させるとこは一緒なんだけど、その食べさせ方が今までとは違う桁違いの多さにしたところある日突然変なものができちゃった、これが創発(Emergence)現象らしい。
ちょうど水が0度になると氷になり100度になると気体、水蒸気になる、つまり全く違った性質のものが0から100度の間は液体なのに個体や気体といった全く違ったものにと変わっていくこういうのを創発現象と言うらしいがそれがAIでも起きたとか。
だから開発してる側の人間たちもなぜ起きたのかがわからない、らしい。
その夜ののみの席では映画の話とこのAIの話に終始した。
世界は変わると思った、と同時に自分がこんなチャリで目的地に向かうというこれには今まで以上の意味が生まれてきたと確信した。
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