社員旅行を通じて会社を考えてみた

奄美の森。
何見るの?

長い間下書き状態になっていました。もうそのも先日終わってしまいましたが、言っていることは変わらないと思うので投稿します。社員からの質問に対する回答です。

今晩は、皆さんへ。

どうして、社員旅行において、その社員の家族の分まで会社が負担するのかについて、疑問をもらっていたので説明します。

答え)
シンプルに家族の支えがあればこそ社員は良い仕事ができていると考えるからです。支えというのは少し違うかもしれません、お互いに自立した存在と考えるならば、その存在によって良い仕事ができると考えているからです。

ただ、いずれにしても少し時代がかった考えだなと自分でも思います。

ただ、僕は、そう考えるので、社員旅行の時には一緒に来ていただいて、その労をねぎらいたいし、一緒に美しい風景見て、美味しいご飯食べたいし、美味しい酒を呑みたいと思います。
それらのために旅費の負担があったら参加は難しいと考えるので、会社で旅費は負担するという考え方です。

もうこれに尽きます。
だからここで説明は終わっても良いのだけど、もう少し続けます。

そして、今の当社で見ると、時間の流れでそうなるわけですけど、家族を持っている方、世帯人数の多い方というのは、当社に長年在籍し、貢献してくださった方ばかりです。
彼等を優遇することは理論的にも情感的にも当然ではないかと考えます。

次に、では、そういった家族のいる社員といない社員の間に不公平が存在するのではないかという疑問について答えます。

この瞬間にだけフォーカスするとその通りです。
ザッツライト!であります。

しかし、時間のスケールをもっと長くして見てください。
やがては今は独身の方も愛する方と巡り会い、幸せな家庭を持ち、可愛らしい子どもが誕生するかもしれません。(こういう言葉を口にする人間には世代を感じるでしょうねー。)
今よりも未来は不確定だけどなにがしかの未来があるのは確かです

私は、この式会社に入社された方は、当然のことですが、できるだけ長く働いてほしいし、活躍してほしいし、できれば退職までいてくれて、ひとり一人の幸福を追求するとともに会社を発展させ、社会に貢献してほしいと考えています。

ですから、これは順番だと思っています。
社員旅行は、未来に一直線に伸びていく流れの中の一コマです。

企業の最終目標は社会に貢献することです。
これに異論のある人ははないと思います。
企業はその前段階として、目の前に顧客を創造し、彼等の満足度を上げることで収益を伸ばし、社員に還元しながら、規模の拡大をはかっています。

先日、**君が、会社とはなんぞや、会社は何のために存在していると思いますかというミーティングの席で、”家族こそが社会そのものではないか、だから家族のために働くことは社会のために働くのとイコールじゃないですか”と発言してくれましたが、正にその通りなんです。
その家族に還元していくことは、社会への貢献に繋がっていくという考えなのです。
めちゃめちゃ身近で、しかも確実ななんです。

高校生のみたいで、なんか良いな。

そして、これは当社が実施しているも内容的には同じものです。
子どものいる家庭には自動的に手当が支給されています。
これも不公平と感じるでしょうか。

こういった施策が全くないいわゆる建前上実力主義の会社も存在していることは知っています。

ただ、「当社はそういう会社ではない」ということです。

電車の中でぐずってる赤ん坊の声に不機嫌な顔をする人がいますが、私はどんなにきかん気な声で泣いてる声でも赤ん坊の声は大好きです。
あれは未来からの呼びかけですからね。

こんな会社なんです。
幸か不幸か、きっと幸だと願いますが、あなたがたはそういった会社の社員として働いてくださってます。

答えになっているでしょうか。

カニなのか砂なのか。だけど子どもたちはすぐに見つけ出す。

ありがとうございます。

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Comment

コメント一覧 (4件)

  • 未来からの呼びかけ、まさにそれです。電車やバスで泣いているあかちゃんを必死であやしているけど泣き止まないとき。「大丈夫ですよ。」の一言でお母さんは安心すると思います。私もそうでした。助けてもらった人は忘れません。私もそういう人間になりたい。一日一善!

  • 私が、入社したのが昨年の9月になります。
    このブログを見て、みんなで出かけられることって
    振り返ると、とても大事な時間だったんだなと改めて感じますね。

    社会に貢献すること。
    私自身にこれまで無かった考えでした。
    Daiに入ってから、家族・社会のつながりに気づかされました。

  • あざまくん、ブログ開設者としてコメントは大変ありがたいんだが、相変わらずいきなりやなー。
    唐突感満載でっせ。
    コメント内容もうれしいですよ、そういう風にかんがえてくれて。
    だけど、どうして急にそれを思い立ち社長のブログにコメントしたろとか思ったの?
    何かあるんだよね。
    それとも社長のブログ完全読破とか試みているうちにここで考えることが生まれたの?

  • また「いきなり」でしたね。これは私の癖でよく指摘されるものなんですが、前置きもなくいきなり本題に入ってしまうんです。

    そのために、皆さんからは、あれ?
    あざまはこれを何のために言ってるんだ? 
    どんな理由があって言ってるんだ?
    と混乱させてしまうことがあります。
    今回もそうです。

    きのわきさん、ブログをご覧になっているみなさま失礼しました。
    初めて読んだ方にもわかりやすくお伝えしますね。
    以下、追加します。

    そもそものキッカケは、これまで私が勤めてきた会社が実力主義・結果主義でしたので、
    そこと今のDaiはどのように違うのか、
    代表である木脇さんのブログを見て学びたいと思い立ったことにあります。

    様々な記事がある中で、
    この記事を選んだのは、学びたかった「社会貢献」についてが書かれていたからです。

    そして、読むだけでなくコメントまでした理由は、
    Daiという会社が常に社会貢献に対して考えている組織であることは何となく感じてはいたのですが、
    それをより深く知りたいと思ったからでした。

    こうやって自分の考えをことばにして投稿することで、
    より主体的に学べるのではないか、
    そう考えたからでした。

    読んでみて、自分の仕事がどのように「社会貢献」に結びついているか学べました。

    私には、愛する妻と息子がいます。
    家族のために働くこと=社会への貢献に結びつく。
    そういった考えに、至りました。

    明日は月曜日3月1日。週の初めであり、
    月の初めであり、多くの学校、企業などでは年度末の月かと思います。

    始まりと終わりが同時にやってくる不思議な日ですが、
    このことを機に新鮮な気持ちで仕事に臨みたいと思います。

    あざま

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