2022年1月、Blogタイトルを”三智に学ぶ”から”コーラルワークにしました。” ボタン

このアプリはなんだか”利他”っぽい

COCOA表示画面
敗戦記念日の今日思う、コレなかなか普及が進まない……。なぜ?

接触確認アプリCOCOA(ココア)の普及が進まないようです。
僕はおそらくリリースされた直後ぐらいにインストールしたと思います。
リリース前からいろいろ批判もあったみたいですが、生来の新し物好きなのであまり深く考えずに政府がどんなアプリを作ったんだろうって興味から入れてみました。
途中で何回か不具合のアナウンスがありましたが、何の意識もせずにそのままでしたが、その後も普及が全く進まないので、なんでだろうと考えていました。
自分で考えていても仕方ないので、朝会(あさかい)で社員の皆さんにどれだけの人が入れているのか挙手で反応を見てみました。結果は約2割5分の方がインストールしてくれていました。全社員の4人に1人。

うーーーん。

世間の相場に比べると若干高めではあるけど、僕の感覚からするととても低いです。

一応どうして入れないんですかと聞いてみたら、ことばはきついのだけど結局一番多いのは無知、無関心。ニュースでは知っているし、あることは分かっていても自分が入れるという意識は無い。あったとしても、バッテリーの消耗が早いBluetoothをいつも使うのでとか、個人情報管理について信頼がおけないという、言葉はきついけど自己中心的な考えからくる理由のものでした。

うん? なんだかなぁという感じです。

いくら政府が旗ふりをしても他人事になっちゃっているこの状況。これでは普及はおぼつかないでしょうね。そして話しているときにどうも彼らは根本のところでわかってないんじゃないかってことに気づきました。このCOCOAの目的です、存在存在意義についてわかっていないんじゃないかと。
新型コロナウィルス接触確認アプリCOCOA。何のためのアプリ?

これは自らを感染から守ってくれるわけではありません、感染を直接防いでくれるものではありません。
自らが感染者と濃厚接触した場合に通知が来るということなので、感染しても軽症で済んでしまうような若者の場合、このアプリを入れたいという動機は薄いのではと想像します。
でもこれの本当の意味と言うのは、そこにあるのではないんじゃないでしょうか。

自分がもらうのではなく、自分が与えるのが目的のアプリ。
仮に自らが感染者となった場合、その状態で感染に気づくのは平均5日から一週間後と言われています。そしてその前後数日間程度は自らが周りの人に感染させてしまうリスクがあります。

自分に症状が出てくれば、周りに感染を広めたい人なんてそういないのでそれなりに行動も自重するようになるでしょう。
しかし最大の問題点は感染していたけども無症状期間があることです。この期間に濃厚接触した人がいるかもしれないのがこのCOVID-19の最大の厄介なところでしょう。

記憶の良い人は自分の過去数日間を思い出して、どこに行って誰と濃厚接触したとか、きれいに思い出してくださるかもしれません。しかしそういった記憶力の良い方でもその方の名前を覚えてない、あるいは知らない人である場合もあるでしょう。

そういった方に知らせる方法はこのCOCOAを使う以外に他に無いのではないかと思います。保健所でもお手上げでしょう。

もしも自分が関わった人に知らせてあげることができたら……。

ご家族に基礎疾患をお持ちの方や高齢者がいらっしゃったらいち早く保健所に行きPCR検査を受けようとされるかもしれません。
十分に気をつけていたとしても自分のご家族に感染させてしまったらとても後悔されるでしょう。それをいくらかでも防いでくれるんです。

このアプリは自らを防ぐのではなく人の行動に対して優しく注意を呼びかけてくれます。
ワクチンの開発はまだまだかかるでしょう、決定的な治療薬もまだでしょう。
かといって人々が行動の自粛ばかりを続けると経済にダメージを与えそのダメージが人々にダメージを与えてしまいます。

このアプリは一定数の人間がインストールしないと効果を発揮しないのは当然です。
どこかの国のように政府の監視によって行動を規制されるのであれば、多少バッテリーの寿命が短くなろうが個人情報が自分の行動履歴が政府にいってしまおうがどうでもいいような気がします。

こんなことを、会う人ごとにお話しすると皆さんとても理解してくれます。

COCOAってそういうアプリだったんですね! と。

政府ももう少し言葉を考えたらどうなんだろう。COCOAは利他の思想に基づいたアプリなんです。社会貢献なんですと。開発した側の人には言いにくいのかな。
日本人って、もちろん日本人に限らずですが、人は、自分のためじゃなく愛する人のためならばと命を散らしていく生き物なのだと改めて思う今日は75回目の終戦の日。

先の大戦においてはわが国では320万人、全世界では8500万人、当時の世界の人口の2.5%以上が被害者となった。特に当時のソビエト連邦や中国における民間人死者数(Civilian deaths)はむごたらしいまでに突出している。今日は日本敗戦の日だけど、このことも僕らは忘れてはいけない。

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コメント

コメント一覧 (5件)

  • しかし、なんでみんな入れないんだろうなぁ。これ、6割とか7割の普及になれば普通に経済活動再開できるはず。もちろんインストールするだけではダメで、陽性者となった方が自分はちゃんと陽性者ですよって報告してもらわないと何の意味もありません。だから二重の障壁があることは確か。
    だけど、これは別にワクチンのように大規模な臨床試験も必要ないし、膨大な開発期間も費用も必要ない。ワクチンの副作用だって心配しなくたっていい。
    明日、国民の大半がインストールして、ちゃんと運用していけば、明後日からは日本国内だけですけど通常の経済活動に戻れる。
    「ハンマー」と「ダンス」でいけばCOCOAは強力なハンマーになりえる。
    だけど現実には、よく行く居酒屋のマスターに話をしてもインストールしてないし、していることの意味もわかってらっしゃらない。自分は無関係だと思ってっらっしゃる。ただ政府の無策を非難しながら客の来ないことを嘆いてらっしゃる。
    これ、なんだか選挙に行くとか行かないってのと似てるような感じがします。
    どうせ選挙行ったって変わらないというところで選挙に行かないのとなんだか似てます。

  • 記事読ませていただいた感想として、まず自分の考えが甘い、危機感が足りないなと思いました。

    私の個人的な考えですが、私含め日本人は良くも悪くも人と同じ行動をしがち、流されやすいという傾向があるのかなと思います。
    流されやすい例を出すなら私個人の理由としてですが、周りが入れていないから…という理由があります。

    私も最初ニュースを見た時はアプリを入れようかなと考えました。ですが入れる前に友人や職場の人とアプリの話題になった時誰も入れてないことを知り、なら入れなくていいかなという考えに変わってしまいました。
    このような理由でアプリを入れていない人は結構な割合で居ると思いました。

    ニュースや政府の宣伝の仕方を変えれば入れる人も多少なりとも増える思います。

    有名な話ですが、トイレを綺麗に使って欲しい時考えられたのが張り紙に、いつも綺麗にご使用いただきありがとうございますと一文加えるだけで、汚す人が減ったという話があるように、周りもそうしているんだと思うことで行動を変えることが出来ます。

    多少誇張した表現になってしまいますが、
    ニュースで今話題の○○アプリ、ある芸能人も使用しているアプリなど入れるだけでインストールする人は増えるんじゃないのかなと思いました。

    他にも使用者が増える方法としては、TwitterなどのSNSアプリで今風でいうアプリの話題で”バズる”ことがあれば増えると私は思います。

    以上色々と述べさせていただきましたが、言葉だけではコロナは無くならないのでまず行動として今までのようにマスク着用、消毒を欠かさずCOCOAのアプリもインストールしてみようと思います。

  • こんにちは、うみんさん。
    コメントありがとうございます。
    まわりが入れてないから入れてない。あるあるでしょうね。
    同じコロナ関連ですが、先日、日本人のマスク装着率が高いのは周囲からの同調圧力に弱いからというのが新聞記事にでていました。
    これでいつも思い出すのは古典的なお国柄、民族性を表した次のようなジョークです。
    嵐の夜、ボートから女性が投げ出された。しかし、誰も助けにいかない。このままでは女性が溺れてしまう。そこに乗り合わせた様々な国の男に向かって船長が勢いよく話しかけた。
    なんと言ったか。

    アメリカ人に向かって、”さー、飛び込んであの女性を助けたらあなたはヒーローになれます。”
    イギリス人に向かっては、 ”さー、飛び込んであの女性を助けたらあなたはジェントルマンになれます。”
    ドイツ人に 向かっては、”飛び込むのは規則です。”
    イタリア人に 向かっては、”いま、溺れかけているのは女性です。しかも美人です。”
    フランス人に向かっては、”飛び込まないでください。”
    そして、日本人に向かっては、”さ、皆さん飛び込んでますよ。”

    うまいなーと思うんですが、誰が作ったジョークか分かりませんが、日本人としてはイヤですね……。

  • 新型コロナウイルス感染者と接触したことを通知するスマートフォンのアプリ「COCOA(ココア)」について、厚生労働省は3日、感染者との接触があっても通知されない状態が昨年9月以降、アンドロイド端末で続いていたと発表した。厚労省はシステムを改修し、2月中旬にも障害を解消するとしている。ー2月3日付 朝日新聞デジタル

    寒い、寒すぎる。
    そもそも改修後実機で確認していなかったとか。
    SNSで問題の噂が広がり確認してみたら事実がわかったとか。
    嘘だろ、嘘でしょ。いや、絶対に嘘だと思う。実機で確認しなかったなどありえない。
    噂が広まったから確認したなんてありえない。
    少しでも噂が飛び交えばすぐに確認したはず、何たって国民の命を守るべきアプリなんだもの。

    Cocoaって利他のアプリと言ってきたのに、これでは全く意味がない、私のように推薦していた人間も今は呆れ果てると同時に、現実がどうにも理解できないのではないだろうか。
    出だしからつまずいていたアプリではあるけど、かりそめにも先進国の日本、技術立国を標榜している国、ノーベル賞だってたくさんとってる国なのに。
    なぜ?
    そんな技術的にはそこそこの国であってもどうも偽装体質が底流にあるのがこの国だったりする。
    今回の問題はその体質が影響してないだろうか。

    今回のことを会社経営に例えて言うならば、私たちの会社は社会のためにがんばる、社会に貢献することがこの会社の事業目的だ、利他の心を大切にせよとか言いながら、経営の実態としては、売り上げもその利益も人件費も何も勘定せずに突っ走っていたことになる。
    恐ろしい、ただただ恐ろしい。

  • 世の中的には、もうワクチン一色ですね。いよいよこちらから攻める番とばかりに、ワクチン接種のスケジュールが毎日のように流れてきます。もうCOCOAなんて誰も振り向かないんでしょうね。
    だけど、惜しいなぁ。COCOAはこれは大きな社会実験だったような気がします。武漢の都市封鎖みたいに、このような環境下で人々がどのような行動をするのか、それこそ利他的な行動するのかどうか、日常の社会ではやろうたってできない大きな社会実験だったのに。
    先日はアンドロイドOSに続いてiOSでも一部の古い機種で通知が届かない不具合があったと報道がありました。
    実験に使用すべきその実験道具がまるで使い物にならなかったというお粗末さだけが結果として残っていくようです。
    これから日本は南海トラフを始めとして、何となく分かっている自然災害が待ち受けています。
    そんな災害に直面した時、人々がどのような行動をとるのか、どのような情報を流せば、強制ではなく自律的に人々が動くのかどうかなど、打つべき政策のための資料が集まったかもしれないのにと思うとほんとに惜しいなぁ、COCOA。

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