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【8月24日付ビジネス面】専門性の土台には幅広いリベラルアーツ(教養)が必要
今日ピックした記事は全部で200文字にも満たない程度のビジネス面の囲み記事。だけど話されていることがつくづくその通りだと考えるのでピックしました。
大成建設相川社長の写真付きで、同社が今月から全管理職向けにリベラルアーツ研修を始めたと書かれていました。技術や財務、総務の個々の(専門的)能力を磨くだけでは顧客とのよい仕事にはつながらない。その土台には幅広いリベラルアーツ(教養)が必要だからというものでした。
全くそのとおりだと思います。
よい仕事につながらない良い仕事とはなんのことなのか、ここが重要です。
それは社会だと思います、社会が豊かになり人々がより幸せになっていく社会そこにつながっていく仕事こそが良い仕事にちがいありません。
こんなこと書くと、えー、それはそやけど、教養ってなんやねん、そんな口幅ったい。そもそもお前にはその教養とやらはあるんかいという言葉がいくらでも飛んでくることでしょう。
でも、やはりそう思います。思うものは思うのです。
自分に教養はなくとも人には自分にもあったほうが良いし、それこそがより良い仕事をするためには欠かせないと思います。
私たちのフィロソフィーはまさにそれで”文化を愛し教養を育む”としています。これがミッションやビジョン、バリューの上位に位置しています。
何故か、会社は社会のために存在していると考えるからです。その会社は人々によって成り立ち動いているわけですがその人たちに教養がなければ社会のために存在することなどできないです。
大成建設では、全従業員向けではなく「全管理職向け」といっているので果たしてその規模や対象となる人数は分かりませんが企業規模からすると相当の人数でしょう。
また、相川善郎社長はリベラルアーツ研修を「質の高い仕事とウェルビーイング(心身の健康や幸福)の好循環につなげる」と話していますが当然のようにそこにつながっていくのだろうと思います。