皆さんへ。
うちのような小規模零細地方企業が勝ち残っていくためには、何よりも『決断力』が求められる。
という意見には皆さんも賛成してくれるのではないかと思います。
では、この決断力をどうやって身に付けるかを僕なりに考えたことがあるので披露させてください。
1.誰にも負けないぐらい考え続ける。
日頃から考えておかないと、その時に判断するのは無理です。
決断力というのはその時の一瞬でできあがるものではなく、その対象を常に考え続けていたからこそ、その場で瞬時に判断し、決断できるものです。
考えていないと、人から尋ねられても判断できず、お茶を濁したような曖昧な答えしかできません。
考え続けることです、深く、深く。
2.決断できる体作りをしておく。
1は頭ですけど、僕は決断には体も欠かせないと思ってるんです。
こっちへ走る。ここは止まる。ジャンプするという一連の動作は、頭の判断を待っていたらダメで、頭は敢えて止めてしまい、体の動きに任せた方が瞬時に動けます。
決断力というのは、その名の通り”力”です。
鍛えれば強くなります。
では、何を日頃から考え、日頃から体を鍛えたら良いのでしょうか。
それは、一には目の前の業務です。自らに課せられた業務のことです。
しかし、その業務というのは常に変化し続けますね。
だから考える対象もまた変化していきます。
特にまたまた零細の場合にはやることはどんどん変わっていきます。
だけどね、変わらない、絶対変わらない不変のものがあるんです。
それは、「社会を考える」ということです。
世の中や、自分を育ててくれている社会は変わらないのです。
ですから、目の前の業務のことを考えると同時に、その先の社会を考え、どうしたら社会に役立つことができるのか、どうしたら自分の力で世の中を少しでもよくすることができるのかを、遠い視点の先において、目の前の物事を考え続けるのです。
このことは、業務が変わっても、職場が異動しても、転職しても、結婚しても、どんな国に行こうとも変わらないものなので、考え続けても損ではないですよ。
ある日のアサカイでのお話でした。
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