風通しの良い会社。

明石象
ちょっと風通しよすぎるかもしれない明石象の標本。
皮も身もないとスッキスキ。
明石と言えば、「」とこの「明石象」。「立文化博物館」に二体展示されている。
明石原人については原人なのかどうなのか真偽はよくわかってないけども、
この象に関して言えば200万年前この明石のここら辺でのしのしと歩いていたことは確か。
歩くだけで周囲には風が起きていたかも。

“御社は風通しの良さそうな会社ですね。“よくこういうことを言われます。
こんなこと言われるのは、社長としては望外の喜びです。

今から日本は本格的な梅雨シーズン、そして盛夏を迎えます。風通し良いに越したことはない。そうでなければ全員熱中症になっちゃう。

みんな風通しが良い方が良いに決まってる。

じゃー、どうしたら?

コツはただ一つ、ホントのことしか言わない、これに尽きると思います。

そして、言えないときには言えない理由と共に言えないと言う。

でも、人生をある程度経験された方は分かりますよね。もしもホントのことを言ったら目の前の人を傷つけてしまう場合があるってことを。 だから、歳をとるつまり分別がついてくるとなかなか本当のことが話づらくなってきます。
さて、その時にどうするのか。
傷つけても嫌われても極力話す、その時に傷を付けてしまうのか嫌われてしまうのか、それはその人の人間力、人格に関わっているのだと思います。

そのためにも、ホントのことしか言わないことを実践していかなきゃなんないんだと思います。
めちゃくちゃ難しいですけどね、これしか風通しを良くする方法はないんじゃないでしょうか。

ただ、風通しが良すぎて壁も柱もなくなって家が倒れしまうなんてこともそんな危険性もはらんでいるのですが。

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ついでに他の展示物や日本100名城の明石城も。

入り口入ってすぐ左手、やはり 明石と言えば 明石原人でしょ?と思わせる展示。

果たして日本に原人はいたのか?
真偽が定かでないままにこの骨は東京大空襲で焼失してしまった。しかし東京大学に残されていたこの骨の石膏模型をもとに学者が論争、一時は原人であると認定されたもののその後一転今では原人ではなかったが結論。
結論は出ているが、肝心の原人とされた骨は存在していない。まだ地中深く眠っているかもしれないのだ。とても考古学的ロマンを感じさせる。でも、もしかすると「STAP細胞は、あります」 的なものだったのかもしれない。いずれにしてもおもしろいなー。

日本100名城にも選ばれている 明石城。この水平線が美しい。

JR明石駅改札を出て北に向かうと一本道路があり、それを渡るとすぐに現れる明石城。2つの三重櫓をつなぐ一直線がとても美しい。

明石城内にあるマルハ(現マルハニチロ)創業者中部幾次郎翁像。

偉大な発明というのは、今から振り返るとそんなに大げさでも何でもない誰でも思いつきそうなことだったりします。
だけどそれをやったかやらないかで全てが決まっていくようです。マルハ創業者の中部幾次郎は明石の出身。鮮魚の運搬や卸を営む家に次男として誕生しました。そんな彼がやったのは当時の鮮魚運搬船が人力で動いていたものに対して発動機を搭載した というもの。つまり、今では当たり前のエンジン付きボート。
たったそれだけなのに、その結、人力の船に比べて魚をより速くより多く漁港から漁港へ運ぶことができるようになった。
そのことでこれだけの会社が生まれていった。 そこには多くの歴史があったでしょうが、きっかけはどうもそれだったようです。

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