臓器移植法案A案に反対です。
10年前であれば大賛成していたと思う。
だけど、今は反対だし恐らく今後もこの考えは変わらない。
これは、日本人の死生観にかかわるものだけど、こんなの国会の中だけで決めちゃうのか?
死生観は、地域性や年齢によって違うし、子供の誕生、身近な人の死などを通じてその感覚も変わってくる。偏った国会の先生方だけで決めて良いのか。
このA案は賛成する方が勇気がいることでしょう。困った人を助けるという意味でA案に正義がある。反対はただの態度保留、責任回避という感じがないとは言えません。
許されないのかも知れないけれど願うらくは曖昧なままにしておきたかった。
国で決めるのではなく、地域や関係者、身内、家族、そういった心臓の鼓動が聞こえる距離の人たちに委ねられる社会の方があの世へのテイクオフが穏やかな気がする。
A案はWHOの規定に近いものだそうです。世界基準とも言えるものなので好むと好まざるとに関わらずそちらへいくしかないのかも知れません。
ただ、これでまた一歩、日本は合理的な国へ向かっているような気がします。
良い悪いではなくただそっちへ向かってる。
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