前へ。

南部藩(写真右側)と伊達藩(左側)のちょうど藩境からアサカイ。
二人に案内をしてくれているのは「みちのく民俗村」村長。
シャツの背中が物語っているように、大のラグビーファンであると同時にラガーマンでもある。
アサカイ終わった後にあの「新日鉄釜石」ですよねーとか、明治大学北島監督の「前へ」ってことばしびれますよねー、
なんて話で大いに盛り上がった。
が盛り上がったのは村長と私だけでした、しゃーない。

私はラグビーのことは全然わかりません、ルールとして一チーム構成は15人、両チーム合わせると30人もの人間がフィールドで戦うスポーツであると言うのと、試合が終わったらノーサイドの笛が鳴ること。
喧嘩をしても争い事をしても勝敗が決まったらお互いに握手。それを象徴する言葉がノーサイド。
ルールはルールだけどこれこそがラグビーの醍醐味ではと思います。つまり30人が一フィールドで戦ってるって数としてとにかく多い。そしてノーサイドということば。これはいろんなところで耳にしますね政治の世界とかでもよく耳にします。
ルールとして知っているのはこれぐらいです。

では、人として知っているのは北島監督
彼の口癖前へこれはいいなって常々思います。

ラグビーってもう一つ特徴的なルールがあってボールを前にパスすることができませんね。ゴールは自分たちの前方にあるのに、そのボールをゴールに持ち込むいわゆるトライは目の前にあるのに、しかしボールは後ろにしかパスできない。
蹴ったらいいんだけど、楕円形のボールは不規則な跳ね方をするのであまり一般的でないというか基本はパスでしょう。

それが後ろ向きにしかできない。
前に投げると反則、スローフォワードになってペナルティになっちゃう。

ラグビーはそういうゲームにもかかわらず北島監督を象徴する言葉が「前へ」

これは何を表してるんだろうって思った時やっぱ人生だよなぁって思うわけです。人生も仕事も一直線に前へ走れるわけじゃない、仲間にパスするけどそれは後ろ向き、後ろからやってきた奴にパスをしてそいつが前へ行く。そしてまた後から来たやつにパスする、そしてそいつが前へ行く。
そうやってチーム全体が前へ進んでいってゴールを決めトライをする。なんか人生やなぁ仕事やなぁと思わせる言葉が前へなんだね。

なんでこんなことを言うかとゆうと、私たちはテレワークをやっているので「外へ」と思うからなんです。

テレワークは下手すると一日中自宅の中、家の中にいるわけです。これはまずいなぁって思うのです。テレワはいい働き方なんだけど場合によっては家にこもってしまうはたらき方です。

もちろん会社ミーティングのようなものはあるんだけどバーチャルオフィスも使うけど、それもインターネットの中、内側にこもっている。
そこでいつも思うのは「外へ」なんですね。

僕たちは仕事は家で回っているけどやはり僕たちにもゴールがあってそれは明らかに外なんだ。
だから掛け声は「外へ」

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