今日の日経朝刊総合5面です。
ー 米企業に「出社強制」の波 ー
サブタイトルには、ー 大手6割、週3日以上義務付け、人手不足緩和で強気に ー とありました。 わかりやすいタイトルですね、タイトルの次のリード文を読むともうそれだけで記事の内容がつかめてしまうのが新聞の良いところです。 https://nikkei.com/article/DGKKZO83619240R20C24A9EA5000/
さて、こういった記事は完全テレワーク、完全リモートワークをやっている私たちの会社としてはとても興味あるテーマの一つです。
私、思いますに結論から申し上げるとテレワークとかリモートワークと呼んでるから、そんなレベルで仕事をしているから、出社を強制させなければいけない状況になっているんだと思います。
私たちがやっているのは「コーラルワーク」、そしてこれをやろうとすると働き方がテレワークという形態に結果としてなっているそれだけのこと。
テレワークを目指したからコーラルワークになったのではなく、コーラルワークを目指したら結果としてテレワークっぽくなったというのが真実です。
私たちはこの働き方は社会に貢献しうる働き方だと思っていいますから、新聞記事のような感じに簡単にやめるわけにはいきません。人手不足が解消したから従業員に気を使うのはもうやめて、出社しろとはなりません。
そもそもの目的が違うのです。
テレワークを一時的な一時退避的なものととらえるならば、社会環境が変わったのだから出社しろとなってしまいます。しかし、私たちは社会環境がどう変化しようとも「コーラルワーク」を止めることはありません。 なぜならそれが企業の存在目的だからです。
ですから、私たちは私たちの働き方が社会のモデルになっていくことを目指しています。
こういった記事を見ると、これを読んだ日本企業は、米国に右へならえになってしまって国内でも出社圧力がますます強まるのではと少し心配です。しかし、アメリカの真似はもうやめたほうが良いんじゃないかと思います。ことはたらき方に関してはアメリカと日本では労働環境が違いすぎます。
安易に企業がテレワークをやめてしまったら、はたらきたくとも働けない才能豊かな方がそのふるいから落とされてしまいます。
無駄な通勤時間に人々は自分の一生の大切な時間を奪われてしまいます。
自然豊かな地方から仕事は奪われその自然を愛する人もいなくなってしまいます。
私たち企業人は手段はそれぞれだと思いますがそれらを守り育てていかなければならないと思います。
“I don't miss working from home, because we have a duty to contribute to society.”