落としたものはただ拾えばいい。

お母さんの表情は笑っていて優しい、だけど怒っている感じにしてくださいとに注文したけどもひとつ。
なかなか注文通りにはいかないけど赤ん坊の表情は憎らしくてなかなか。

今、私たちの会社ではあるメンバーを中心にに私たち個人個人のモットー、つまり座右の銘を名刺に入れていきましょうって動きをしています。

今、どこまで進んでいるのかわからないけどそういうこともあってアサカイでそれぞれがどんな言葉を座右の銘としているかを発表したりします。すでにある程度皆さんも用意していてウェブ上にそれは上がってるんですが、お一人まだ用意してない方がいました。

その方に、その日のALさんがモットーはもう決まりました?
と尋ねたらその方は少し考えて、“落としたものはただ拾えばいい”でどうでしょうかと答えました。
ちょっとざわつきました。 あまり座右の銘らしくないしかといって意味はすんなり通ります。

どうしてそんな言葉をって、ALさんが重ねて尋ねました。

その答えはとても面白いものでした。

自分にはちっちゃな子どもが、まだ赤ん坊と呼べる子どもがいるけどその子に何かをあげてもすぐに落としちゃう。ミルクあげても食べ物あげてもブンブンと振り回してポイっと落としちゃう。ほんとに嫌になっちゃうけど、落としたものは拾うしかない。
モットーの話をお聞きしていてなんか人生もそうかなって今思えたんです。

それ聞いていて、皆さん妙に納得。
立派ないかにもって言葉、だけど借りてきたような言葉。
それよりも育児に追われているお母ちゃんの自分の言葉に妙に納得させられたその日のアサカイでした。

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