成果主義、結果主義、能力主義、そして行動主義

馴染んだ?

って何となく似ている。日本企業においては、旧来の年功序列や、もっと古く封建的に言うと身分制に対するものとして、個人の能力を重視したものを象徴した単語群だと言えるでしょう。

当社はじゃーどうかというと、これはどうも馴染まない。成果主義も結果主義も能力主義も馴染まない。

じゃー、年功序列バリバリでやってるかって言うとそんなの通用するわけない。そんなことしたら、できる人間は会社をやがては去って行ってしまう。

じゃー、なんだろうって思いながら目に付いたのが、ユニチャーム社長の高原豪久氏が唱える、成果主義=という考え方。
*この「行動主義」ということば、心理学用語でのそれとは違うようです。

簡単に、私なりに高原氏の行動主義を解釈させてもらうと、結果は重視するんだけど、結果は外的要因で自分の努力とは関係なく良くも悪くもなったりするから、そればっかり重視するってわけじゃない。それよりも、成果を出そうとして自ら目標を立て、それを行動に移していくという行為、それを実践主義として評価しようじゃないかという考えのように思えた。
これは、私がいつも社内で叫んでること、結果やない、大切なんはプロセスや。そやからそのプロセスをお互いに見せていくようにしようやないか。
とほぼ同じだし、正に

「知行合一」

知って行わないのは、未だ知らないことと同じであり、知っている以上は必ず行いにあらわれる。「知は行の始なり、行は知の成るなり」にも近い感じがして共感できます。

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コメント一覧 (2件)

  • 初めてコメントさせていただきます。

    自分での目標設定、行動、これが、自分にとっての良い可能性、ビジョンと重なった時のエネルギーはとても強いものになると感じます。
    考えるだけではなく、行動に移す、行動するから結果が得られる、そこからまた新しく目標設定をする。その良い循環を続けることが、様々な成長をもたらしてくれるのだと思います。

  • .Kさん、コメントありがとうございます。
    行動とビジョンが重なったときには強いでしょうね。
    よくそういう方は、それがカラーで立体的に見えているといいます。つまり、まだ夢なんだけど、現実化してあたかも目の前にあるかのように見えてしまう。

    その様子を他人が横から見ていると、単なる夢想家。
    だけど、そんなものだと思います。
    後は、そこに現実のはしごを架けて一段一段上っていくことなんでしょう。

    ところで、.Kさんの目標やビジョン、お聞かせいただけませんか。

    株式会社Dai 代表取締役 木脇和政

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