事業理念、事業目的は何のために存在するのか。


私たち 事業部の事業目的は、「健全で革新的なと事業意欲溢れる加盟希望者とのマッチングを最大化させる」です。
事業目的ですから、この目的を達成するために、私たちの事業部は存在しており、この目的のために社員は日々額に汗しながら働いているのだということになります。

では、何故このようながあるのでしょうか。多くの企業が経営理念や事業理念を用意していますが、その理由はなんでしょうか。

私自身は、他社のことは分かりませんが自分自身を鑑みると、規範として作り上げているという意識です。そしてそれはちょっと大げさに言うとあたかも立憲主義における憲法制定のようなもので、事業部そのものがこの規範を逸脱することがあってはならないというべきもの、制約を示したものと捉えています。

個人による解釈の違いや、時代の変化による恣意的な解釈の変更を食い止めようと言うものです。ちょうど世間では、集団的自衛権の行使に関してをどう解釈するかを揉めに揉めていました。それほど一度成文化したものは解釈が今度は問題になってきます。そういうこともあるわけですから、せめて文字に表して成文化しておこうよなんです。

私たちは、この事業目的を策定するに当たって、私たちがフランチャイズ、フランチャイズシステムと呼んでいる用語の定義を先に決定しました。

以下の通りです。

フランチャイズとは、社会に活力を与え、人々の生活をより豊かにする経営手法の一つである。」

この定義を実現させるためには、健全で革新的なフランチャイズ本部と意欲溢れる加盟希望者の存在及び両者の適切な出会いの場が必要です。
私たちは、この必要とされるものを提供することをとし、私たちが定めたこのフランチャイズの定義を確たるものにするために、日々、営為努力し、その結果としての社員に対する幸福追求や社会貢献を目指していかなければなりません。

さて、ここまで述べてきて、本題の、なぜ事業目的が必要かですが、それは雑念を払うためです。事業の目的を、「適切なマッチングの最大化」と決めたわけですから、もう他は考える必要はないわけです。こうしておかないと、人はどうしても他人の意見や、得意先の利益、目の前の利益や損失に目を奪われてしまい、いつのまにか目的を見失ってしまいかねません。それでは、困るわけです。そのために、そういった雑念を追い払うために存在しているのが事業理念、事業目的なんだろうなと私は捉えています。ここまで定義できると、あとは、考えるべきは最大化させるための方法であり手段です。ここに集中できます。

最後に。
留意すべきは、事業目的の上位には、法律、社会規範、倫理が存在しているということです。当然ですが、これらを無視した上での事業目的の遂行、成就はありえないです。

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