
当然何枚か撮ったうちの1つ。
次から次へと離陸していくので何十枚か撮ればそのうちと思ってたけど、みんなの頭の上を飛行機が飛んで行くっていいじゃない?
アサカイに参加している皆さんは当然気づかないのだけど。
JI バイ・ザ・ランウェイ ― JI by the Runway
実はこの日この場所で或るイベントをやろうと思ってましたJIという名のイベント。
ただいろいろあって今回はキャンセル。
応募者の方とは私たちはフルリモートですが最終的にはどこかで必ずお会いします。
同時にアサカイにも入ってきてもらって社員やメンバーのみんなと話してもらう機会も必ずつくっています。
会社は人です。
社長の僕にだけ会ってもらっても仕方がない。
実際に一緒に働く人たちと話してもらうことの方が大事です。
そうするとアサカイの場が一番いいなと思って、応募者の方にはどこかでお会いしましょうアサカイにも参加してくださいねってお願いしています。
ただこれが案外難しい。
まずもって応募書の方にそれを理解してもらうのが難しいのです。
中にはどうせテレワーク、フルリモートなのだからウェブミーティングで十分なのではと考えていらっしゃる方もいます。いらっしゃって当然ですがそれだとなんとなく困ります。
続いてアサカイに入っていただく場所です。
喫茶店とかカフェは静かなんだけど、タブレットのスピーカーからアサカイの音を流すわけにはいかない。逆に河川敷や広い公園、海辺みたいな場所なら音を出してもそれほど気にする必要はないんだけど、どこでもいいわけではありません。
ただ広くて人が少ないだけではつまらない。
せっかくならその土地を感じられて、なおかつ応募者の方のプロフィールや背景もメンバーの皆さんに感じてもらえるような場所がいい。
そんなことを考えてこの日は福岡市内からチャリを走らせて福岡空港までやってきました。
福岡空港はとにかく街から近い。
博多駅から地下鉄でわずか5分。
中心街の天神からでも11分ほどです。
これほど都心のすぐそばにある国際空港は日本でもかなり珍しいんじゃないでしょうか。
街の中からチャリで来れて、目の前では次々と飛行機が飛んでいく。
考えてみればかなり不思議な場所です。
ここなら周りを歩いている人もほとんどいないので、アサカイの様子がタブレットのスピーカーから流れ出てきても気にする必要がない。
時折飛行機のエンジン音がけたたましく響くけど、それもここでは邪魔ではなくてむしろ臨場感です。
応募者の方をあまり緊張させたくないというのもあります。
日常空間から少し離れた場所の方が話しやすいんじゃないか。
そんな思惑もあって福岡空港を選びました。
板付という名前 ― The Name Itazuke
ところでこの福岡空港。
昔は板付飛行場と呼ばれていました。
イタヅケ
なんとも妙な名前です。
最初に字だけ見た時は、板が付くということは船の板が岸に付く場所なんじゃないかと思いました。
もっと想像を膨らませれば、遠い国からやってきた船がこの辺りに着いて、人や物や文化が入ってきた場所だったんじゃないか。
福岡ですからね。
大陸に近い。
そう考えるとちょっとロマンがあります。
ところが調べてみると、そういう話を裏付けるものは見つかりませんでした。
そもそも板付という地名の由来自体がはっきりしていないようです。
昔の地名というのは先に音があって後から漢字を当てたものも多いので、板と付に分けて考えること自体が違うのかもしれません。
ただこの辺りが昔から水と関係の深い土地だったことは確かなようです。
近くには板付遺跡もあります。
その土地でしかできない話をしたい ― Stories Only Here
応募者の方とは業務の話はもう散々やっています。
だから最終面談ではそんな話よりも、その土地のことを話したかった。
この辺りにはどんな人が暮らしてきたのか。
どんな歴史が積み重なってきたのか。
遠い昔にはどんな人がここを行き交っていたのか。
そんな地元の歴史に思いを馳せながら、これから一緒に働くかもしれない人と話してみたかったんです。
飛行機を眺めながら、板付という不思議な名前の由来を一緒に想像してみる。
仕事の話をするだけならWEB面談で十分です。
せっかく会うなら、その土地でしかできない話をしたい。
僕がJIでやりたいのは、たぶんそういうことなんだと思います。

