純粋を描く

フィレツェが舞台となった映画を見た。
そこを訪れたからという理由だけで。舞台はイタリア、トスカーナ地方。
しかし、監督はあのスパイク・リー
「セントアンナの奇跡」。
期待するものはあるよね。
少年を守ったトレインは、映画グリーンマイルのコーフィとどこか共通したところがある。体は大きいけれど、それだけに愚鈍な印象を持たれ、しかしこどものような純粋さを持ったキャラクター。
この映画では霊的な力を持っていたのは、子供の方だけど、ともに訴えているのは、純粋なものを登場させ、純粋なものを対比させることで、この矛盾に満ちた戦争や殺人などの悲惨な状況を抱えたこの世を何とかして救おうとしているのかな。
最後まで僕には、村を守るという伝説のある山「眠る男」が何なのか明確には分からなかったんだけど、言ってみればあれは眼差しかな、たとえて言えば神的なものの。
だから分からなくっても良い、多分実在はしないものなのだから。だけど人が根源的に持っているものだから。

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